ゴルフのマスターズで日本男子初の海外メジャー制覇を成し遂げた松山英樹選手が帰国、14日夕方会見に臨んだ。

勝因は「自分の中で何かあった」

松山英樹選手(29):
まだ日本に帰ってきてから誰とも会ってないので何か不思議な感じがあります

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4月12日午前8時3分、日本ゴルフ界に激震が刻まれた瞬間。

松井英樹選手29歳、悲願のマスターズ優勝。日本男子初の海外メジャー制覇を成し遂げた。

松山英樹選手(29):
日本に帰ってきてからいろんなニュースを見るたびにすごいことしたんだなと実感しています

栄冠の証、グリーンジャケット姿を披露しはにかむ松山選手。

会見で勝因について語った。

松山英樹選手(29):
技術的には今年に入ってから少しずつ良くなる気配がありながら、なかなか結果に結びつけることができなくて、すごくもどかしい日々を過ごしていた。

マスターズの週の水曜日練習終わってから、今週はいけるかもしれないっていうのは、自分の中で何かあってそれが何なのかは僕自身わかってないんですけど、そういう気持ちになったということが一番大きいと思っています

「五輪の金メダルを目標に」

海外四大メジャー大会の一つ「マスターズ」で頂点に立った松山選手。次なる目標は…

松山英樹選手(29):
(東京五輪が)無事に開催されるのであれば、金メダル目指して頑張りたいと思っています

東京オリンピックまで4月14日でちょうど100日。
四大大会の残り3大会は、まさにその夢舞台。オリンピックが開幕するまでの間に行われる。

5月20日にはメジャー第2戦の全米プロ選手権、そして6月17日には全米オープン。さらに、オリンピックが幕を開ける7月15日には全英オープンが開幕。

最高峰の舞台を戦い抜きオリンピックへ向かうことになる。

松山英樹選手(29):
またメジャーで勝てるように、良い戦いができるように、日本のファンの皆さんにいい報告ができるよう頑張りたい。
(東京五輪)金メダルに向けてしっかりと頑張りたい。そこを目標に頑張りたいと思ってます

東北の人たちや子どもたちへ

ーー東北の人たちへ

松山英樹選手(29):
10年前大変な時に送り出してくれたという感謝の気持ちは忘れてない。
10年が早いのか遅いのかはわからないが、グリーンジャケットを着て会見ができることは僕自身もうれしいですし、良い報告ができたと思う

ーー自身を目指す子どもたちへ

松山英樹選手(29):
これからまだまだ活躍しないとそういう子どもたちにも、そこを目指したいと思われないかもしれないので頑張って、10年15年と長く第一線で活躍できるよう頑張りたい

(「イット!」4月14日放送より)