1日のプロ初先発・初勝利から一転、2度目の登板は序盤に崩れ悔しい結果となった。
育成出身の2年目・ロッテの本前郁也(23)は初回、連打でピンチを広げると、吉田正尚(27)の内野ゴロの間に先制点を許す。続く2回には杉本裕太郎(30)にストレートを狙われて2ランを浴び、3回までに5失点。「立ち上がりから思ったような投球ができず、修正しきれなかった」と悔やんだ。
本前を援護したい打線の前にはオリックスのエース山本由伸(22)が立ちはだかる。
2回にレアード(33)が「甘いボールをしっかり捉えることができた」と高めに抜けたカットボールを捉え、反撃の2号ソロを放つも、その後は山本の最速155キロの力のあるストレート、150キロ近い高速フォーク、強風も味方につけたカーブを攻略できない。
4点を追う5回2死1塁では荻野貴司(35)が体に向ってくるカーブに対し、身を屈めて避けようとするが、ボールは急激に変化してストライクゾーンに…荻野は見逃し三振に倒れる。
この記事の画像(2枚)さらに7回2死1・2塁のチャンスでは角中勝也(33)が144キロの高速フォークに見逃し三振に倒れるなど、山本の前に8三振。連勝が4でストップした。
8日 ロッテ1-5オリックス
(ZOZOマリン・5189人)