3月24日から開幕する、フィギュアスケートの世界ナンバー1を決める世界フィギュアスケート選手権2021。

昨年は新型コロナウイルスの世界的大流行により中止となったが、今年はスウェーデン・ストックホルムにて、無観客で開催される。

日本からは、昨年の全日本選手権で圧巻の演技を披露した羽生結弦選手、4回転ジャンプを成功させた紀平梨花選手をはじめ、宇野昌磨選手、鍵山優真選手、坂本花織選手、宮原知子選手、ペアの三浦璃来選手、木原龍一選手組、アイスダンスは小松原美里選手、小松原尊選手組が出場し、世界の強豪に挑む。

シングルに出場する6選手に世界選手権への意気込みを聞いた。

世界選手権へ向けての思い

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今シーズン、最初の演技となった全日本選手権で羽生選手は、初披露のショート・フリーで圧巻の演技を見せ、5年ぶり5回目の日本一に輝いた。

今回、4年ぶりの世界王者奪還を狙う羽生選手が、世界選手権へ向けての思いを語った。

「(世界選手権の)実感は、まだ湧かないですね。一応、代表会見みたいなのありましたし、そこで語った言葉に偽りはないです。実際に世界選手権代表という気持ちであそこ(会見)にはいました。やっぱり戦ったこと、全日本で戦い抜いたこと、滑りぬいたことは一生消えない大切な記憶の一つにはなったと思います。

ただ、これから僕らが世界選手権までに戦わなければならないことは、ウイルスや社会全体だと思っているので、まずは健康であって何よりも自分たちがアスリートらしく過ごせるように、そんな世の中を早く見たい、過ごしたいなと思います。

僕が魅せたいスケートや僕が表現したいものとか、そういうものは体がないと何もできないので、まずは体を大切に、そして周りの人も大切に、僕はスケートという大事なものを守れるように、しっかり胸を張って行動できることをやっていきたい」