広島県と江田島市が誘致し、近く開設が予定されている東京に本社を構える企業の地方拠点。
江田島に一部機能を分散させる魅力と狙いとは…。

IT企業が本社機能の一部を地方に分散

TSS加藤雅也アナ:
こちらが江田島に新たに完成したオフィスなんですが、中に入ると海が見えるロケーションで開放感があります。そしてリラックスして仕事ができそうな空間です。市の施設を改装したということですが、とても働きやすそうな素敵な空間だと感じます

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江田島市にある能美市民センターに構えられたオシャレなオフィス…。
ここに近く開設されるのは、東京に本社を置くデジタル系企業「バレットグループ」の開発ラボ。
県と江田島市が、首都圏などにある企業へサテライトオフィス誘致を進め、2020年6月に進出を決めたバレットグループ。

コロナ禍にいち早く完全リモートでの勤務体系に移行するなど、社会変化に素早い対応をみせてきた企業で、今回も都心に集中している本社機能の一部を、地方にある江田島市に分散させた。

「江田島の子はITに強いよねと言われるくらいに」

なぜ広島に本社機能の一部を分散させようと考えたのか…? 
完成間近のオフィスで担当者に話を聞くと…

バレットグループ経営企画室・山本泰大室長:
人が枯渇しているということで、地方エンジニアをしっかりと獲得していきたいというところがあって、あとはエンジニアがどこまで地方創生にチャレンジできるか試してみたかったというのはある

そしてこの窓から海を見渡す絶好のロケーションが、江田島を”地方拠点”に選んだ大きな決め手だったという。

バレットグループ経営企画室・山本泰大室長:
僕らからするとすごい非日常ですし、ここで仕事ができるのはめちゃくちゃいい。夢は江田島で働くことができる子どもたちを育成していきたいというのがあって、江田島の子たちはITに対して強いよねと言われるくらい、バレットの力を江田島の皆さんとシェアしていきたい

Webを使った販売システムや管理システムなどを開発する予定だが、その他にも都心勤務者が働きながら休暇をとるワーケーションスペースとしての活用も想定している。

近年、急速な少子高齢化や空き家の増加などの課題と直面している、江田島市の担当者も大きな期待を寄せている。

江田島市政策推進課・川上健司主任:
今まで江田島市にデジタル企業はなかった。島の皆さんも縁がなかったとはいえ、今から世の中が進んでいくにあたって、すごく重要になってくるところなので、率直に言ってできることが広がるなと感じた

バレットグループの他にも、江田島市では現在、数社が進出を検討しているという。

(テレビ新広島)