問われるモラル…若者たちが“公園飲み会”

緊急事態宣言下で、外出の自粛が要請され、多くの飲食店が午後8時以降の夜営業を取り止めている。そんな中、いま天神の公園で飲み会を開く若者たちの姿が目立っている。その実態を取材した。

2月9日、午後8時。緊急事態宣言が続く中、午後8時を過ぎると、多くの飲食店がシャッターを閉め、店内の灯りを消して、営業時間の短縮に応じている。

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そんな中、街では午後8時以降も「酒が飲める場所」として若者たちが集うスポットが―。

記者リポート:
午後8時を過ぎた福岡市天神警固公園です。公園には若者たちが酒の缶を持って集まる様子が見られます

この日の午後8時の気温は6.1度。寒空の下、若い世代の学生やスーツ姿の人たちが「公園飲み会」を開いていた。

マスクを外して酒を飲む若者たち。
屋外で「飲み会」を開く理由について聞いてみると。

大学生:
8時まで店にいたんですけど、それから追い出される様な感じで出てきた。換気の良いところだったら良いかなと思って。寒いとか関係なしで会話の方が盛り上がっちゃいます

社会人:
飲み屋探そうってなってプラってしてて、なかったんでコンビニでお酒買って、ここに来ようようかと。公園で飲むのは開放感っていうのとお金が掛からないっていうのが一番

話を聞いてみると、「午後8時以降も人と酒を飲める場所」を求めて行き着いたのが、警固公園だったという。

午後10時を過ぎると「公園飲み会」を終えて帰り始める人たちの姿が見られたが。

記者リポート:
ゴミを置いていきましたね。ストローが刺さった酒の缶を公園に放置して、立ち去りました

飲み会が行われていた場所を確認すると、酒の缶やたばこの吸い殻などのゴミがあちこちに放置されたままとなっていた。

通行人:
今の時期を考えるとそもそもここで飲むっていうことがおかしい

飲食店などの時短営業で行き場を失い、集う人たち。新型コロナ感染拡大による歪みは、夜の公園の風景も変えている。

(テレビ西日本)