フランスの伝統的な洋菓子「カヌレ」。そのカヌレを専門にしたネット販売を、島根・出雲市の会社が2020年12月から手掛けている。

フランスの伝統菓子「カヌレ」
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出雲市多伎町の特産イチジクをふんだんに使ったものや、出雲市産の抹茶を使用し上品な和スイーツに仕上げたものなど、女性社員の感性を生かした商品開発で話題を集めているが、もともと食品メーカーではないその会社とは?

強みは“全員女性”デザイン会社がスイーツ販売に挑戦

明るくオシャレなデスクでパソコンと向き合う女性たち。
何をしているのかというと…

明るい室内は女性ばかり…

社員:
グラフィックデザイナーの仕事をしています

社員:
デザインに必要な素材の写真を撮ったりとか、カメラマンの仕事をしています

実はここはデザイン会社。カタログやポスター、ウェブサイトのデザインなどを手掛けていて、社員は5人。全員が女性だ。

ブリッジプラス 錦織紀子代表:
全員女性というのが強み。女性をターゲットにした仕事が多く入ります

ブリッジプラス代表 錦織紀子さん

なぜ、デザイン会社がスイーツ販売を始めたのか?

ブリッジプラス 錦織紀子代表:
コロナの状況で、弊社も少なからず影響を受けている中で、今が変わるときなんじゃないかと。せっかく全員が女性なので、女性視点で何かできないかということを考えていた。その中で、最終的に焼き菓子に行き着きました

コロナ禍の中、女性の強みをスイーツに込めたという。

宝石箱のようなカヌレ

ブリッジプラス 錦織紀子代表:
結構、言いたい放題みんな言うので、それぞれが意見を出し合って、その中でヒットしなければみんな無視するので。「じゃあ焼き菓子何にする?」、「まず私たちが見たときに、すごくテンションが上がる焼き菓子をまず探そう」となった。誰かがカヌレの写真を持ってきたときに、宝石箱のようにすごく素敵で、「これを作りたい」と思ったんですね

デザイン会社らしく、見た目にもこだわった点を新事業に生かしたとしている。

ブリッジプラス 錦織紀子代表:
洋菓子専門ではないので、私たちの強みを生かすとなると、デザイン、パッケージだったり、コンセプトだったり、発信の仕方。そこで私たちが今までやってきたことを活かして今やっている状況です

地元産・手作りにこだわり社員自ら手掛ける

現在は市内の加工場を借り、フードコーディネーターに開発を依頼したレシピを元に社員自ら作っている。

使っている材料の多くは地元産。

卵・米粉は大田産 ショウガ・イチジク・抹茶・酒粕は出雲産

生地を一日寝かせて焼き、場所や温度を変えながらトッピング作業。
1つ1つ、手間をかけ仕上げている。

社員が1つ1つ手作業で

その味は…?
岡部楓子アナウンサーが「レモンピール&レモンクリームチーズ」をいただいた。

岡部楓子アナウンサー:
爽やかな風味と、レモンの程よい酸味がいいですね。カヌレは、中がしっとりしていて、濃厚な味わいです

本業と並行しているため、1日に作るのは15セット。週に2日だけの販売。それでもすぐに売り切れてしまうほどの人気ぶりだ。

ブリッジプラス 錦織紀子代表:
贈りものにされる方も多くて、期待を裏切らないように日々頑張っていきたいと思っています

デザイン会社のブランディング力に、女性の視点を活かして生まれたカヌレ。

ブリッジプラス 錦織紀子代表:
県内の魅力的なものを、もっともっと発信していける会社にしていきたいと思っています

米粉のカヌレ

カヌレは、ネットショップ「choccos(ちょっこす)」で販売。コロナ禍での挑戦が続いている。

(TSKさんいん中央テレビ)