寒暖差が大きい日々が続きますが、この寒暖差を理由に意外な体調不良も…。詳しく解説します。

服装は最低気温に合わせよう

これは2月11日の朝5時ごろ、東京・高円寺で撮影された映像です。外にあった水が凍り、表面に氷が。

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朝は氷が張るくらいの冷え込みになりました。このところ、寒暖差の大きい日が続いています。

11日の各地の最低・最高気温を見てみると、寒暖差は各地で10℃超。東京は11℃、岡山は15℃近く気温が変化し、1日の間に春と冬の両方がやってくるような状態になりそうです。

こうなると服装選びに皆さん迷うと思うのですが、この時期は「朝の気温」に合わせるのがおすすめです。

というのも、最高気温が出ている時間はたったの2時間ほど。寒い時間の方が圧倒的に長いので、外に長くいる方は朝の気温に合わせましょう。

これは2月12日以降の東京の最低気温・最高気温の予想です。13日(土)は12℃、14日(日)は13℃とかなりの寒暖差が予想されています。16日(水)頃には、再び寒の戻りがありそうですのでお気をつけください。

“外”と“内”で15℃近い温度差に

2021年に注意して欲しい寒暖差は、外で感じるものだけではありません。

夕方に仕事から帰るころには、西日本や東日本では10℃を切り、5℃くらいまで下がってきています。一方で夜寝る時の部屋の気温は…

暖かくするので20~25℃くらいになっていることが多いと思います。すると、外と内で15℃近い寒暖差が生まれることになります。例年であれば体が慣れているのですが、2021年はここに注意が必要だと言われています。

肩こりや頭痛…「寒暖差疲労」対策のポイントは体を温めること

せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司院長によると、注意が必要なのは自律神経の乱れによる「寒暖差疲労」です。

自粛生活が長くなっている今、寒暖差に体が慣れておらず、対応しきれなくなってしまうのです。

肩こりや頭痛、冷え性やイライラなどが気になる方は、もしかしたら「寒暖差疲労」かもしれません。

対策としては、体を温めることがポイント。例えば、肩甲骨の間にカイロを貼ったり、足裏を温めることで、効果的に寒暖差疲労を防ぎましょう。

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(とくダネ!『あまダネ!』2月11日放送)

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