今日から2月が始まります。寒さが厳しい2月か、暖かく穏やかな2月か…2つの「きさらぎ」から天達気象予報士が読み解きます。

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「気更来」と「衣更着」…二つの“きさらぎ”

2月は旧暦で「如月」と呼ばれていますが、では、なぜそう呼ぶのでしょうか。所説あるのですが、きょうは2つ紹介します。

「気更来」と「衣更着」。どちらも「きさらぎ」と読むのですが、それぞれ何を意味しているのでしょうか。

まず「気更来」の方は、「陽気で暖かさが増す」という意味を持っています。

一方で「衣更着」には、「重ね着が必要なほど、寒さが更に厳しくなる」という意味が。同じ2月を表現するのに、対極的な二つの意味があるのです。では、2021年の2月はどちらの「きさらぎ」になるのでしょうか。

2月1日週は「気更来」に?

まず、2月1日週の東京の最高気温の変化を見てみましょう。平年の平均気温は10℃程度でまだ寒さが続く時期なのですが、2021年はどうなるかというと…

平年よりも毎日最高気温が高くなる見込みで、あす2月2日には16℃の予報も。

つまり、2月1日週の“きさらぎ”は、「陽気で暖かさが増す」という意味を持つ「気更来」の方になりそうなのです。

強風!「春一番もどき」に要注意

しかし、ただ暖かくなるだけではありません。きょう2月1日夜9時の天気図を見てみましょう。

前線や低気圧が日本海にやってきて、発達する見込みです。

その影響で、南風が非常に強まりそうです。

この風は「春一番もどき」ともいえる強風に…。本来、「春一番」とは立春を過ぎなければ認定されないため、「もどき」とついていますが、「春一番」と同じくらいの強風になりそうですから、注意が必要です。

そこで、警戒したいのが花粉です。日本気象協会によると、早い地域では2月上旬にも飛び始める予想がでています。東京や福岡では2月7日にもまとまった飛散が始まりそうです。「春一番もどき」によって、飛散が早まる可能性もありますので、花粉症対策が必要な方は早め早めの対策を行いましょう。

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(とくダネ!『あまダネ!』2月1日放送)