警報レベル!6日夜から寒波襲来

今日1月6日の夜遅くからは、今季一番の冬の嵐になりそうです。7日(木)から8日(金)の間に大雪警報が発表される可能性があるエリアを、気象庁がすでに発表しています。

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日本海側が中心ですが、九州から東北まで大雪警報の可能性が示されています。寒気の入り方によっては、北海道の太平洋側、東北の太平洋側の岩手県や宮城県、東海地方などでも大雪の危険があります。

そこで、今日は「大雪警報」が出る基準について解説します。実は日本全国で一律の基準ではなく、地域によって全く異なる基準が設けられているのです。

実は違う大雪警報「各地の危険ライン」

まず、警報の可能性がある九州地方の基準はどうなのでしょうか。福岡市の場合を見ていきましょう。

今回の寒気では、風が非常に強まり暴風雪にも注意が必要です。

そんな福岡市の大雪警報の基準は「12時間降雪量が10㎝」。実はこの基準は東京と一緒なんです。普段雪が降りづらいエリアの福岡や東京では、10㎝ほどでも大きな災害が起きる可能性があるということ。少しの雪でも交通機関などへの影響に注意が必要です。

停電の恐れも…秋田の警報ラインは?

小倉キャスターの故郷、秋田市内の警報基準はどれくらいなのでしょうか?

秋田市内でも7日は暴風雪になる可能性が高くなっています。

実際の警報基準では、秋田市は「12時間降雪量が35㎝」で大雪警報が発令されます。今回は2日続きますので一気に積雪量が増え、雪が重くなります。そのため停電の可能性もありますので警戒が必要です。

注意!“豪雪地帯”でも警報可能性

最後に、今回は豪雪地帯でも警報が出る可能性があります。豪雪地帯の大雪警報発令のラインはどれくらいになるのでしょうか?新潟県津南町の場合を見ていきます。

今回の寒波では、福岡・秋田と同様、新潟県津南町でも暴風を伴う猛吹雪になる可能性があります。

重大な災害が予測される大雪警報の発令基準は、津南町では「12時間降雪量が60㎝」ですが、今回の寒波ではこの基準に達する可能性があります。

雪に慣れている地域でも警報が出るかもしれない今季一番の「冬の嵐」になりそうですので、交通がマヒする可能性も…なるべく不要な外出は避け、安全にお過ごしください。

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(とくダネ!『あまダネ!』1月6日放送より)

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