太陽の高度が最も低くなる12月。師走の太陽が生み出す絶景やレア現象がありました。

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1日に30分だけ・・・太陽が作る「恋人の聖地」

熊本県美里町にある二俣橋という橋。6月に撮影された写真では趣ある石橋が印象的です。実はこの場所、冬期限定で「恋人たちの聖地」とも呼ばれているのですが、その理由を生み出しているのが「師走の太陽のイタズラ」。

熊本・二俣橋(10月30日撮影)提供:熊本県美里町

今年の10月30日に撮影された写真を見てみると…太陽光と影が作り出していたのは綺麗な「ハート」。太陽の高度が低くなってくることにより生み出されるこの光景。

例年10月から2月、しかも一日のうち、午前11時半から正午までのわずか30分しか見ることが出来ないレア絶景なのです。

今がチャンス!12月は「虹シーズン」

島根県の出雲大社の近くで12月2日に撮影されたのは、山間に大きくかかった虹。
実は夏だけではなく、今も虹の季節なんです。「時雨虹(しぐれにじ)」と呼ばれ、晩秋から初冬にかけ、雨が降ったり日がさしたりと変わりやすい天気になる事で、虹が現れやすくなっているのです。

空に太陽が二つ!“幻の太陽”とは?

家からでも見られる、今ならではの太陽のレア現象もあります。

この写真は、11月30日の午後4時頃に、愛知県新城市の長篠設楽原パーキングエリアで撮影されたもの。よく見ると、写真の左右両端に太陽のようなものが…。

これは空に二つの太陽が浮かんでいるわけではありません。本物の太陽は左側。右側の太陽のように見えるものは「幻日(げんじつ)」と呼ばれる現象なのです。では、どうしてこのような現象が起きるのでしょうか?

ポイントは「氷の結晶」です。幻日を拡大してみると、薄い雲が出来ているのですが、そこにある氷の結晶の六角形の面が水平に揃う事が、風が弱い時などに稀に起こります。

ここに側面から太陽の光が入りこみ、二つの結晶を通過することで、ぼんやりとした光の塊が生まれ、2つ目の太陽が登場するのです。太陽高度が低い今の時期は見やすくなっていますので、晴れている日にぜひ探してみて下さい。

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(とくダネ!『あまダネ!』12月3日放送)