名古屋・大須の寺で、毎週水曜の朝に開かれている座禅会。朝7時からおよそ40分間、参加者は静かに自分と向き合います。週の真ん中、水曜の朝に心を整える「朝活」を取材しました。
■自分を見つめ直す早朝の座禅会
朝7時、中区大須にある「安用寺」で開かれているのは、「水曜朝の坐禅会」(参座料500円)。

早朝の張り詰めた空気の中、8人の参加者がピンと背筋を伸ばし、静かに自分と向き合います。
住職が持つ木の棒は、この寺の宗派では「警策(きょうさく)」と呼ばれます。何かの罰ではなく、眠気や心の乱れを感じた時に、自ら進んで打ってもらうものだといいます。

参加者:
「自分と向き合う時間があるとすごくスッキリします」
■座禅と朝食で心を整える
およそ40分の座禅を終えた後は、お寺の朝食です。
食事が質素なのは、“我慢が美徳”ということではありません。どれから食べようかといった迷いをなくし、心を整えるための工夫だともいわれています。

参加者:
「常に何らかのデジタルなものに触れている中、何もしないって一番贅沢です」
何もしない時間をつくり、自分と向き合う。忙しい日常の中で、大切なことを見つめ直す時間になっているようです。
では、なぜ座禅会が開かれるのは毎週水曜日なのでしょうか。

住職:
「月曜の朝だときつい、金曜だともう終わったみたいな感覚があるので、真ん中の水曜が自分を見つめ直すのにちょうどいいと思いました」
水曜の朝に立ち止まって自分を見つめ直す時間が、忙しい日常を整えてくれます。

