季節外れのインフルエンザが東海3県とも既に流行入りしました。9月16日、名古屋市西区の「みわた小児科」には、インフルエンザの検査を受ける子どもが多く訪れました。
みわた小児科の三輪田院長:
「今年は8月からインフルエンザの患者さんがいました。今週月曜日と火曜日だけで、すでに23人の方がインフルエンザと診断されました」
インフルエンザは、愛知県では過去10年で最も早い9月3日に流行入りしました。今月6日までの1週間に県内163の医療機関から報告された患者の数の平均は、去年の同じ時期と比べておよそ8倍となっています。
また、岐阜県でも去年よりおよそ1カ月、三重県でも1週間ほど早く流行入りしています。
三輪田院長:
「例年、8月や9月にここまでの流行が起きたというのは、あまり経験がないことです。外が非常に暑いので、家の中、閉鎖空間で過ごすことが増えて、家族内や近い関係で流行してしまう。『サブクレードK』というインフルエンザAの新しい型が世界中で流行しています」
環境の変化に加え、去年登場した変異株も流行につながっている可能性があるといいます。
9月13日時点で、愛知県では既に31校で休校や学年・学級閉鎖となっています。
教育現場ではどんな対策をしているのか、中川区の「プラムの木保育園」を訪ねてみると、登園した子どもたちが石鹸を使って手洗いをしていました。

プラムの木保育園の木戸園長:
「登園時の手洗いが大切かなと思って、子どもたちに伝えて徹底しております」
さらに、子どもたちがいない間に、先生たちがおもちゃにも消毒を施していました。
先生:
「子どもが触る物は全部消毒する。基本的には週1回やっていまして、よだれが付いた時はそのおもちゃをすぐに洗って消毒する」

万が一、子どもの口に入っても大丈夫なように、使っているのは哺乳瓶用の消毒液です。
この園では現在、インフルエンザに感染した園児はいないということですが、それでも週に1回、感染が園内に広がっている時には毎日、職員が消毒することで、手洗いとあわせて感染対策を強めます。
木戸園長:
「いつもは冬にはやる感染症が、夏の終わりにはやっているので、常日頃から感染対策を続けていくことが大切だと思っております」

