9月2日午前、熊本市西区にある熊本駅前電停近くで、熊本市電の1両目と2両目の車輪が別々のレールに進入するトラブルがありました。このトラブルで熊本駅前を含む一部区間が、約4時間にわたって運休し、2500人に影響が出ました。
約4時間運休し約2500人に影響
9月2日午前8時50分ごろ、熊本市西区の『熊本駅前電停』で、3両編成の車両が乗客全員を降ろした後、折り返すために、近くの駅前分岐器まで進行。そして、折り返す際に先頭車両が誤って別のレールに進入し、停車したということです。

市電に乗っていた50代の男性運転士と50代の男性車掌にけがはありませんでした。この影響で、河原町から田崎橋の区間は、約4時間運休し、約2500人に影響が出ました。

熊本市交通局によりますと、熊本駅前の分岐器は、折り返す車両が分岐器を通り過ぎると、自動で進路が変わる仕組みになっています。本来は3両編成であれば、3両とも分岐器を通り過ぎた位置から、折り返さなければなりません。

しかし、今回は3両編成のうち最後尾の車両が分岐器を通り過ぎる前に停車し、折り返そうとしたため、先頭車両は上り線、2両目は下り線と異なるレールに進行したとみられるということです。

運転士は経験11カ月の男性で、聞き取りに対し、「分岐器を確認したつもりだった」と話しているということです。熊本市交通局は、このトラブルを九州運輸局に報告しました。熊本市電では7月に信号無視のうえ、前輪と後輪が異なるレールに進入するトラブルがあったばかりです。
(テレビ熊本)

