熊本県内で検討が進められている新しい共通定期券。バスや熊本市電、熊本電鉄電車が定額で利用できるというサービスで、事前に登録した運賃の区間内なら自由に乗車でき、上限額を超えると乗り放題になり、2027年度スタートを目指しています。

バスや電車で使える共通定期券へ

新しい共通定期券をめぐって、熊本市は今開かれている議会に民間事業者への開発支援経費などの予算案を提出しています。

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この新しい共通定期券は、クレジットカードなどのタッチ決済を活用するもので、バス・熊本市電・熊本電鉄電車いずれでも使えるようにします。

利用者が事前登録した運賃額の範囲内であれば、特定の区間に限定されることなく、自由に乗車でき、すべての路線で使えます。

そして上限額を超えると乗り放題になり、上限に達しなかった月は使った分だけの支払いとなります。これは全国初の取り組みで2027年4月からのスタートを目指しています。

クレジットカードを持ってない人は?

6月18日の熊本市議会・地域公共交通に関する特別委員会で上野美恵子委員が「クレジットカードを持っていない人への対応は?」と質問。

公共交通推進課の徳田隆宏課長は「媒体の種類はクレジットカード、他にデビットカード、くまモンペイも使える。(子どもなど)クレジットカードを持てない人は、審査のないプリペイド式カードもある。利用者の状況に応じて選択してもらえると思う」と答えました。

また熊本市が提出している予算案には、高齢者などに向けた旧さくらカード、現在の『おでかけIC』についても、チャージ不要のタッチ決済やスマートフォンでの登録などを可能とするための新システム開発予算も含まれています。この『新おでかけICカード』も2027年4月からのスタート予定です。

新しい共通定期券のシステムは?

新しい共通定期券については、例えば事前に運賃300円の区間を登録するとします。

その場合、300円運賃の区間内であれば、自宅から職場へ行こうが別の目的地へ行こうがOK。バス、電鉄電車、市電、どれに乗ってもOKです。そして300円区間内であれば追加料金は発生しません。

300円で登録した場合に設定される1カ月の上限額を超えた場合は、乗り放題となります。上限に満たなかった場合はその分のみの運賃を支払うというシステムです。

(テレビ熊本)

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