2日午前、熊本市西区にある熊本駅前電停近くで、熊本市電の1両目と2両目の車輪が別々のレールに進入するトラブルがありました。このトラブルで熊本駅前を含む一部区間が約4時間にわたって運休し、2500人に影響が出ました。
【中原 理菜 アナウンサー】
「熊本駅前電停の近くです。車両は本来なら折り返して手前のレールに進むはずですが、誤って奥のレールに進入してしまっています」
2日午前8時50分ごろ熊本市西区の熊本駅前電停で3両編成の車両が乗客全員を降ろした後、折り返すために、近くの駅前分岐器まで進行。そして、折り返す際に先頭車両が誤って別のレールに進入し、停車したということです。
市電に乗っていた50代の男性運転士と50代の男性車掌にけがはありませんでした。
この影響で、河原町から田崎橋の区間は約4時間、運休しました。
【熊本市交通局の会見】
「申し訳ございません」
交通局によりますと、熊本駅前の分岐器は、折り返す車両が分岐器を通り過ぎると、自動で進路が変わる仕組みになっています。
本来は3両編成であれば、3両とも分岐器を通り過ぎた位置から折り返さなければなりません。
しかし、今回は3両編成のうち最後尾の車両が分岐器を通り過ぎる前に停車し、折り返そうとしたため、先頭車両は上り線、2両目は下り線と異なるレールに進行したとみられるということです。
運転士は経験11カ月の男性で、聞き取りに対し、「分岐器を確認したつもりだった」と話しているということです。
交通局は、このトラブルを九州運輸局に報告しました。
熊本市電では7月に信号無視のうえ、前輪と後輪が異なるレールに進入するトラブルがあったばかりです。
