小泉進次郎防衛大臣は1日の記者会見で、防衛省の来年度予算の概算要求が過去最大となったことなどをめぐり、「あたかも防衛費が不必要に膨らんでいるかのような批判はあたらない」と述べた。
防衛省は8月31日、2027年度予算の概算要求として過去最大となる8兆8908億円を計上した。
一方、安全保障関連3文書の改定に関わる事業などは、金額を示さない「事項要求」として盛り込まれていて、年末の予算編成に向けて防衛費がさらに膨らむ可能性がある。
小泉大臣は、国内外の情勢が現行の3文書を策定した当時の想定以上の速度と複雑さで変化している、と指摘した上で「今のままでは将来にわたって抑止が必ずしも機能するとは限らない」と強調した。
その上で、増加する防衛予算の必要性について「国民の理解を得られるよう、これまで以上に丁寧に説明を尽くす」と述べ、必要な予算を確保していく考えを示した。
