天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが2日間の日程で大阪府と滋賀県を訪問されました
大阪ではフェルメールの特別展の開会式にご出席。初めて訪れた滋賀では、琵琶湖の固有種・ビワコオオナマズなどをご覧になったほか、医療福祉センターでリハビリに取り組む高校生らと交流されました。
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」をご鑑賞
愛子さまは、8月20日から2日間、大阪府と三重県を訪問されました。
20日、大阪・伊丹空港に到着した愛子さまは、出迎えた大阪府の吉村知事に「貴重な絵画が見られるということで、とても楽しみにしておりました」と述べられました。
大阪中之島美術館でご覧になったのは、17世紀のオランダを代表する画家・フェルメールの特別展です。

14年ぶりに来日した代表作「真珠の耳飾りの少女」を初めて鑑賞された愛子さま。この日は、ご自身も真珠の耳飾りをつけられていました。
この作品は、6月に天皇陛下もオランダで鑑賞し、「多くの日本国民が間近で拝見することを楽しみにしています」と日本での展覧会に期待を示されていました。

所蔵するマウリッツハイス美術館のマルティネ・ゴッセリンク館長から、作品の背景や技法について説明を受けられた愛子さま。
様々な角度から鑑賞し、「かなり角度がついても視線を感じます」「この眼差しが人気なのが分かりました」と話されていました。
引き続き行われた開会式では、オランダ生まれの人気キャラクター・ミッフィーが「真珠の耳飾りの少女」の姿で登場。

一緒に記念撮影に臨んだ愛子さまは、ミッフィーに近寄り、笑顔で握手を交わされました。
10カ月越しで実現 初の滋賀県ご訪問
翌21日、愛子さまは滋賀県へ。去年10月、新型コロナウイルスに感染されたため訪問が取り止めになり、今回が初訪問となります。
草津市の琵琶湖博物館では、ビワマスやニゴロブナなど琵琶湖の固有種が泳ぐ「トンネル水槽」をご覧になりました。
「上をご覧ください」 説明役に促され水槽を見上げ「すごい!」と驚かれた愛子さま。
ご覧になったのは「琵琶湖の主」とも呼ばれる「ビワコオオナマズ」で、日本最大級のナマズです。
水槽を下から見上げ、お腹の白い模様で他のナマズと見分けるという説明を受けられると「色が違うんですか、模様が違うんですか」などと生態について熱心に質問されていました。
医療福祉施設ではボッチャに挑戦
続いて、愛子さまは米原市の地域包括医療福祉センター「ふくしあ」を視察されました。
脳性まひの高校1年生が、「スパイダー」と呼ばれる重力を軽減する器具を付けて、リハビリを行う様子をご覧に。
その際、ボールを蹴ってボウリングのピンが倒れると拍手を送り、床に膝をついてピンを並べる手伝いをされました。
「楽しいですか?普段ボウリングはどのくらいの頻度で?」と声をかけられた愛子さま。
リハビリに取り組んだ高校生が「普段足を使えない分、こういう時に使えると楽しいです」「(ボウリングを)するときは、しっかりストライクを狙って頑張ってます」と答えると、笑顔を見せられました。
中高生が楽しんでいたのは、パラスポーツ「ボッチャ」。目標の白い球に向かって赤と青のボールを投げたり転がしたりして、いかに近づけられるかを競います。
ボッチャに挑戦された愛子さま。「頑張ります」と言って投げた1投目は、目標の白いボールにピタリと寄せられました。
さらに2投目も超ファインプレーを見せられました。
実は、事前にお住まいで紙のボールを手作りし、ボッチャの練習をしてこられたといいます。
愛子さまは、参加者に「白熱のボッチャを見せていただいてありがとうございます」と声をかけられていました。
10カ月越しに実現した訪問で多くの人の歓迎を受け、「来られてよかったです」と何度も関係者に話されていたということです。
(「皇室ご一家」8月30日放送)

