45年以上続く皇室番組「皇室ご一家」の中から、皇室の皆さまの懐かしいシーンを振り返る特集「『皇室ご一家』の記憶」。
今回は平成26(2014)年3月23日放送分を振り返る。
なお、本記事は当時のナレーションをそのまま記載。現在の天皇皇后両陛下をそれぞれ「皇太子さま」「雅子さま」などと記載する。
愛子さま 学習院初等科をご卒業
皇太子ご夫妻の長女、愛子さまは3月18日、学習院初等科の卒業式に出席されました。
〈報道陣からの声かけ〉
報道陣「愛子さま、卒業おめでとうございます!」
報道陣からのお祝いに、はにかんだ表情で応えられた愛子さま。卒業式では名前を呼ばれると「はい」と返事をして、卒業証書を受け取られたということです。
6年前の平成20(2008)年4月、初等科に入学された愛子さまは、勉学やクラブ活動に励んでこられました。
一時期、通学への不安から、雅子さまに付き添われて学校に通う日が続きましたが、そうしたことも乗り越え、健やかに成長されました。
愛子さまは、卒業記念文集に「大きな力を与えてくれた沼津の海」と題し、作文を寄せられています。
それは6年生の夏に4泊5日で行われた「沼津海浜教育」でのこと。
これは日ごろプールで鍛えた力を沼津の海で試す伝統行事で、各自が目標の距離を泳ぎ切ることに挑戦します。
最初は不安や練習の厳しさから、海に入りたくないと思われる時もあった愛子さま。
500メートルに挑戦した本番では、同級生からの声援を力に変え見事泳ぎ切られました。
その時の気持ちを作文にされたのです。
《卒業記念文集に掲載された愛子さまの作文の一節》
無事に泳ぎ切り、みんなと喜びながら頂いた氷砂糖の甘い味は格別でした。
沼津での生活は、私に諦めないことの大切さを教えてくれ、大きな自信を与えてくれました。
沼津の海は、私にとって忘れられない記念の海。六年間の中で、私がいちばん成長できたと感じられる素晴らしい思い出になっています。
皇太子ご夫妻も感慨深い思いで迎えられた愛子さまの初等科ご卒業。愛子さまは、4月から学習院女子中等科に進学されます。
(「皇室ご一家」第1754回 平成26年3月23日放送)

