天皇皇后両陛下と愛子さまは、那須御用邸で静養されました。
ご家族で沖縄伝統の「かりゆし」を着て邸内を散策され、陛下は昭和天皇の言葉を紹介しながら、那須の豊かな自然への思いを語られました。
昭和天皇の言葉をなぞらえて
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、7月15日、静養のため、栃木県の那須御用邸に入られました。
到着後、ご一家は揃って沖縄伝統の「かりゆし」を着用して邸内をご散策。豊かな自然を楽しまれていました。

記者団からの「久しぶりの那須はいかがでしょうか?」という質問に対し、陛下は「ちょうど100年前の今日、御本邸が、御用邸ができたという、ちょうどその日に3人揃って、今年も那須に来ることができたこと、とてもうれしく思っております」と答えられました。

那須御用邸の本邸が完成したのは、ちょうど100年前のこの日、大正15(1926)年7月15日です。
幼少の頃からご家族と一緒に那須を訪れていた陛下は、昭和天皇が『那須の植物誌』の序文に記した「那須に来ると、いつも私は自然が生きているように感じる」という一節に触れ、「私たちも、毎年那須に来ると『本当に自然が生きている』というような感じをもって、本当に緑豊か、自然豊かなこの場所で過ごすことができるということを大変うれしく思っております」と語られました。

皇后さまがウグイスについて話している間にも山から鳴き声が響き、「あ、いまもちょうど鳴きましたね」と笑顔をみせ「本当に自然の豊かさを感じます」と述べられました。

そして愛子さまは「今年も家族揃って、那須に来ることができたことを、とてもうれしく有難く思っておりますし、またこの那須ならではの雄大な自然を満喫して貴重な時間を楽しむことができればと思っております」と話されました。
オランダ・ベルギー公式訪問を振り返られて
6月にオランダとベルギーを公式訪問し、両国の王室と旧交を温められた両陛下。
「2週間の長旅でお疲れが出ていないか」という問いかけに、陛下は「大丈夫です」と答え、「国王陛下・王妃陛下はじめ本当に両国の皆さんに大変温かく迎えていただいて、大変充実して思い出に残る、良い滞在となりました」と振り返られました。
皇后さまも「戻りましてから、少しゆっくりさせていただく時間もありましたので、疲れもとれたかと思います」と応じられました。
オランダ滞在中には、国王夫妻と一緒に、サッカーのワールドカップ、日本対オランダ戦を観戦された両陛下。愛子さまは東京で「リアルタイムで観戦しておりました。手に汗握る展開で」と話し、日本対チュニジア戦も「テレビの前から応援させていただいておりました」と明かされました。

豊かな自然の中で、家族水入らずで、ゆっくりと過ごされたご一家。
愛子さまは一足早く24日に、両陛下は27日に皇居に戻られました。(※28日以降に掲載予定)
(「皇室ご一家」7月26日放送)

