風景編:土谷の棚田(長崎)
長崎の海沿いにある棚田です。夕暮れ時に行くと、海の向こう側に夕日が見えるんです。
その時間帯に、ちょうど農家さんたちが作業を終えて帰るところを見かけました。この方たちにとってはなんていうことない日常の風景かもしれないけど、本当に素敵だなって…。自分はこういうところで暮らしたことがないにもかかわらず、なぜか懐かしい。
今、人口減少が進んでしまっていて、棚田はどんどん休耕田になってしまっています。1999年に「日本の棚田百選」が農林水産省によって選定されたのですが、それから25年以上たっているので、訪ねてみたはいいけれど、半分ぐらいしか水が張ってなかったり、一部は草ぼうぼうで森みたいになってしまったりしているところもあるんですよ。
だから、こうして綺麗な棚田を見られるというのは本当に素晴らしいことだなと思いました。
温泉街編:湯平温泉(大分)
大分の湯平温泉は大好きな温泉街です。
一本道の温泉街には提灯がずらっと並んでいて、2つ現役の共同浴場があって、浴衣でてくてく歩くと旅情を誘います。
提灯につられて吸い込まれて奥まで進んで行くと、しんみりと寂しくなるような町並みが続いていて、それもまたいい。
ここは温泉街としてはまだ元気なのですが、地図を見るとバッテンが書かれているところが結構あります。つまり営業していない旅館がたくさんある。湯平温泉だけにかぎらず全国どこの温泉街でもそうなんですが…寂しいですね。
この湯平温泉の旅館をはじめ、シャッターばかりになってしまっている地方のアーケードで営業を続けられている鋳物屋さんや呉服屋さんなども、店主の方はかなり高齢になっています。
現役の姿を見られるのもあと10年くらいかなと思うと、しっかり記録しておきたいなと思いますね。

