鄙びた温泉街、迷路のような路地、静かにたたずむ木造駅舎…。
一度も来たことはないのに、なぜか懐かしく心惹かれる。
そんな、郷愁溢れる風景を求めて旅する「一人旅研究会」こと栗原悠人さん。
栗原さんが全国各地でカメラに収めた心揺さぶるシーンをお届けする。
写真・文=栗原悠人
海に突き出るようにそびえる静岡・熱海の「ホテルニューアカオ」。
ものすごい高さの岩壁に沿って建てられており、フロントはなんと17階!
見た目からして圧倒的存在感を放っているけれど、中も凄い。
細部に至るまでの全てに装飾が施され、「豪華絢爛」とはまさにこのこと!
高度経済成長期の「昭和の勢い」がぷんぷん香ってくる。
「ジャパンアズナンバーワン」と言われていた、強い日本を象徴するお宿だ。
いざ、チェックイン
■とんでもない立地に建っている
崖にへばりつくようにして建つ巨大ホテルの迫力、圧巻だ。まるで海の上に建っているようだ。
シャンデリアの光に迎えられ、テンションが上がる。普段は和風旅館に泊まってばかりなのでとても新鮮だ。
パンフレット。「フロントが17階なの?!」と驚く。建物の高さは50m以上はありそう。

