正・副議長ポストを巡る“金銭授受”疑惑や高額とされる海外視察の問題などで揺れる福岡県議会。自民党県議団の幹部に現金を渡したと告発した県議が、議長に対する『辞職勧告決議案』を県議会に提出した。

「“蔵内議長が怖い”で終わらせてはいけない」

「蔵内議長を引き続き福岡県議会の代表として信任するのか、それとも信任しないのか、県議1人1人が態度を明確にするべきだと考えます。みんな『蔵内議長が怖い』で終わらせてはいけません」

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“県政のドン”と呼ばれる福岡県議会の蔵内勇夫・議長(72)に対し、『辞職勧告決議案』を提出したのは吉松源昭・県議(58)。吉松県議は、7月に福岡県議会の“金銭授受”疑惑を告発した県議だ。

「蔵内議長は最早、福岡県議会を代表する議長としての信任を失っていると私は判断しています」と述べた吉松県議は、8月14日午後、蔵内議長の『辞職勧告決議案』を福岡県議会に提出。17日の臨時議会で採決されることを求めている。

決議案では、高額な海外視察を繰り返したことや熊本地震の直後に「ネパールは天国だった」と発言したことなどを挙げ、議長職の辞職を勧告している。

「僕、何で(辞職)しなきゃいけないんだろうか」

一方、蔵内議長は8月10日、記者団からの議員辞職は否定するかと問われ「僕、何でしなきゃいけないんだろうか」と応えていた。

福岡県議会では正・副議長ポストを巡る“金銭授受”疑惑や高額とされる海外視察、さらには蔵内議長が旗振り役となって進めるワンヘルス政策の問題など、議長一連の対応にも批判が相次いでいる。

自民党のある若手県議は「蔵内議長は自身の判断で身を引いてもらいたい」と話し、またほかの会派の議員からも「個人的には賛成だが、今後の議会運営に影響がでないか心配」といった声が出ている。

風雲急を告げる福岡県議会。県民は、置き去りにされている。

(テレビ西日本)

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