ロシア国営メディアは13日、プーチン大統領が北方領土を初めて訪問したと報じました。

北海道に次いで北方領土からの引揚者が多い富山県内。

返還要求運動の関係者は強い憤りを露わにしています。

ロシア大統領府は13日、プーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したと発表しました。

プーチン大統領による北方領土訪問はこれが初めてです。

北方領土を巡っては、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、平和条約締結に向けた交渉が中断され、ビザなし交流などの交流事業も停止されたままとなっています。

北海道に次いで北方領土からの引揚者が多い富山…。

長年、返還運動に携わってきた、県北方領土史料室の大野久芳室長は、プーチン大統領の行動に強く反発しています。

*県北方領土史料室 大野久芳室長
「日本の島に土足で入ったなと。私も返還運動をやってきて、日本の領土だと思ってますから」

一方で、ここ数年停滞している返還運動。

元島民の高齢化が進み、社会全体の機運の低下も懸念されています。

大野室長は、今回の件をきっかけとし、改めて多くの人に北方領土への関心をもってもらいたいと話します。

*県北方領土史料室 大野久芳室長
「私も長年この問題に携わっていて、知り合いの中にも「諦めなさい」という人が出ている。その方々にいつも言うのは、「諦めたら最後」、島は日本のものなので、当たり前が当たり前になるまで頑張る」

富山テレビ
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