北陸中日新聞の記事を紹介する「記者の目」のコーナー。今回紹介するのは13日の新聞に掲載された記事です。

石川県小松市で九谷焼の製造や販売を行う「九谷陶泉」が新たに大学生がデザインした北欧風の招き猫を制作しました。コロナ禍をきっかけにネットでランダムに九谷焼の小物を購入できる「九谷焼ガチャOnline」を始めるなど新しい取り組みに挑戦してきた九谷陶泉。

「現代的なデザインの招き猫がほしい」というお客さんの声から県内の学生を対象としたデザインコンテストを企画しました。優秀賞には能美市出身で金沢学院大学芸術学部の大塚夢来さんのデザインが選ばれ実際にこの招き猫が販売されるということです。

取材した北陸中日新聞小松支局の井口愛梨記者です。井口さんが今持っているのがその招き猫ですか?

井口記者:
はい、そうです。北欧風の花柄が顔や身体に描かれている可愛いらしいデザインで手のひらにおさまるこのサイズ感もより一層愛らしく感じます。この招き猫をデザインした大学生の大塚さんにこだわりを聞くと次のように話していました。

大塚さん:
「自分が可愛いなと思うデザインが目が大きくぱっちりとしていたり耳が大きいのが可愛いなと思ったのでそういったようなところをデザインに落とし込みました。ポップでより親しみやすいデザインにできたかなと思っています。新たな九谷焼を知るきっかけになってもらえばいいなと思っています」

絵付けは地元の職人さんが行っているんですか?

井口記者:
九谷陶泉の職人の池添藍さんが担当しています。実際に絵付けをしている池添さんの様子を間近で見せてもらったのですが筆遣いが繊細で見ている側も思わず息を止めてしまうような緊張感のある作業でした。

絵付けを担当した池添藍さん:
「顔を可愛いらしく描くことにこだわっていてくりくりした大きい目を同じように描けるように頑張りました。一番は手に取って小さい可愛い感じを楽しんでもらうのとカラフルな色味を揃えてもらって玄関とか好きな場所に飾ってもらいたい気持ちが大きい」

この招き猫はどこで販売されるんでしょうか?

井口記者:
来月1日から東京都渋谷区の新宿高島屋で販売されます。生産状況や売れ行きを見て石川のアンテナショップや空港などでの販売も検討しているということです。

石川テレビ
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