熊本地震の影響で、熊本や福岡から鹿児島に来るのが難しい中、普段ならこの時期、帰省客や旅行客などでにぎわう観光地も、いつもとは少し違った様子を見せていました。
13日午前中の鹿児島市・磯海水浴場では強い日差しのもと、人の姿は少ないものの、家族連れなどが海水浴を楽しむ様子が見られました。
中には、帰省客の姿も。
静岡から帰省
「台風の影響で飛行機が飛ばなかったら帰れなかったかもしれない。熊本までの新幹線が止まっていたので、飛行機が飛べば帰れるけど、飛ばなければ帰れないね、と話していた」
Q.鹿児島はどうだった?
「楽しかった」
東京から帰省
「あす東京に帰ります。磯海水浴場には毎年だいたい来る。いつもより人が少ない。いつもはもっといたような気がする」
2歳の息子と水遊びをするために鹿児島市内から海水浴場に来たという親子は。
鹿児島市民
「お盆休みで近場で遊ぼうかなと思って。高速がやっぱり使えないので、近場で」
海水浴場のすぐそばにあるぢゃんぼ餅店は観光客も多く訪れる人気店。お盆の時期は毎年にぎわうそうですが、2026年はいつもと違うと話します。
ぢゃんぼ餅 平田屋・平田いずみさん
「にぎわいが・・・下を向いていますよ。観光の人がいらっしゃらない。全然姿が見えない。ご覧の通り閑散としている」
いつもなら開店前から行列ができるほど、ひっきりなしにお客さんが訪れる人気店。特に午前中は観光客の来店が多いそうです。
しかし、13日は開店から約1時間で、持ち帰りも合わせて来店は数組だけ。店内も閑散としていて、観光客の姿はほとんどありません。
ぢゃんぼ餅 平田屋・平田いずみさん
「鹿児島に、九州に来ない。観光客の方たちが。大変ですよ、福岡から来るにしても陸回りとか。鹿児島に来るのを諦めた方も多いと思う」
店の前を通る仙巌園方向へ向かう車にも変化が。
ぢゃんぼ餅 平田屋・平田いずみさん
「レンタカーが動いていない。この時間(午前中)はレンタカーで道が埋まるくらいの感覚だったが全然見かけない。地元客が来てくれる。本当にそれだけでもありがたい」
熊本地震の発生から2週間余り。その影響を大きく受けた観光地は、周囲の善意に支えられながらも、いつもより静かなお盆を迎えていました。
