地震により大きな被害が出ている熊本県。その被災地を支援するため、北陸地方整備局の大型浚渫船『白山』が7月29日夕方、新潟港を出発した。支援物資の供給のほか、被災者の入浴支援も行う予定だ。
風呂・洗濯機整備の大型浚渫船『白山』が被災地支援へ
熊本地震の被災地で入浴や洗濯の支援をする全長93mの大型浚渫船『白山』。
普段は新潟港の海底の土砂を取り除く作業を24時間体制で行っているため、船内には、風呂や洗濯機が整備されている。
このため、2018年に発生した北海道胆振東部地震でも被災者に船内を開放し、入浴や洗濯の場を提供した。

白山の若狹卓哉船長は「(過去の支援では)非常に喜んでいただけたということで、本当に寄り添える支援ができるのかな」と話す。
「被災者に寄り添い励ましてほしい」
28日に発生した熊本地震への派遣が決まったのは29日の朝。
北陸地方整備局港湾空港部の福元正武部長は「皆さんが一生懸命、準備に取り組んでくれたので、この時間帯に出港することができた。被災者に寄り添って、できることは対応していただいて、被災者を励ましてほしいなと思う」と話す。
若狭船長も「安全には十分注意して職務に当たって、少しでも被災者の方のお役に立てるよう全力を尽くしてまいります」と話した。
300トンの飲料水や1700食の非常食などの支援物資を携え、30人の職員がTECーFORCE(=緊急災害対策派遣隊)として熊本に向かう一方、新潟に残る職員は情報収集で白山の活動をサポートするという。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(21枚)

