こちらは、28日最大震度7を観測した地震で、鹿児島に向かうトラックのドライブレコーダーに記録された映像です。

関係者が、高速道路運転中に被災したその瞬間の様子を語りました。

セイコー運輸・鳥部敏雄社長
「緊急事態によくこれでおさまってくれたなと」

取り替えのため外されたトラックのバンパーは、左側の塗装がはがれ、一部が曲がっています。

鹿児島市のセイコー運輸の鳥部敏雄社長です。

28日午後4時半前、セイコー運輸の65歳のドライバーが運転するトラックが佐賀県の鳥栖から鹿児島へ九州自動車道で荷物を搬送中に地震に見舞われました。

撮影された場所は、熊本の八代インターチェンジ近くの大平山トンネル手前です。

緊急地震速報とともに揺れながら速度を落とすトラック。

進行方向前方では白い煙が上がり、道路の舗装部分にひびが入る様子も確認できます。

トラックはひび割れた舗装の手前で停止しましたが、隆起した舗装の一部がバンパーに接触しました。

セイコー運輸・鳥部敏雄社長
Q.ここに隆起した部分が当たった?
「はい、そうです。ここにこう当たって」

運転していたドライバーは冷静なハンドルとブレーキ操作で対応。

トラックは走行可能な状態だったため、停止後は指示に従って高速を降り、一般道路で10時間以上かけて鹿児島市に到着したそうです。

セイコー運輸・鳥部敏雄社長
「荷物も10トン積んでいるから、簡単にブレーキが利くわけではない。本当に『よくこの状態で止まったな』と」

セイコー運輸では現在、地震に伴う通行止めのため、福岡方面に向かう場合、東九州道へ迂回していて2時間以上余計に時間がかかっているということで、物流への影響はしばらく続きそうです。

鹿児島テレビ
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