新たな海のレジャーが登場です。
島根県出雲市の日御碕エリアで、8月から遊覧船が運航されることになりました。
2年前の豪雨により、今も地区に繋がる道路の一部で交通規制が続くなか、新たな観光の起爆剤として期待がかかります。
夏空が広がった7月27日の出雲市大社町日御碕地区、日本海を進む1隻の船があります。
安部大地記者:
日御碕エリアをめぐる遊覧船です。青空が広がり日差しは厳しいですが、風が気持ち良いです。
1階席のほか屋上デッキを備えた「日御碕観光遊覧船」。
日御碕エリアで定期運航する遊覧船は約10年ぶりです。
8月から運航が始まるのを前に、報道機関向けの乗船会が行われました。
安部大地記者:
日御碕灯台が見えてきました。海側から見るという、普段ではなかなかできない体験です。
国の重要文化財に登録されている日御碕灯台に…。
安部大地記者:
こちらは経島です。ごつごつした岩肌が見えます。
ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物にも指定されている「経島」など、普段とは違った日御碕の姿を楽しめる約30分間の船の旅です。
出雲遊覧・木村昌夫社長:
出雲はアクティビティの面ではもう少し何かあればよいというのは聞いていた。素晴らしい日御碕の景観を海の上から見てもらいたい。
遊覧船を運航するこの会社は、3年前から大社湾周辺を巡るクルージング船を運航していましたが、日本ジオパークの一角にも含まれる日御碕エリアの魅力を広く知ってもらおうとこの新たなルートを企画しました。
日御碕地区は2024年7月、大雨の影響で地区につながる道路が崩落、この年に地区を訪れた観光客は前の年から20万人近く減少しました。
現在も片側交互通行が続いていますが、仮設道路は観光バスも通れることなどから2025年1年間の観光客は約112万人と、道路崩落前の水準まで回復しました。
出雲観光協会・斉藤謙一さん:
日御碕エリアは、国立公園、日本遺産、ジオパークの3つに認定されている。複合的に楽しんでもらえるようなPRをできれば。
夏場の観光シーズンの起爆剤となるのか、この遊覧船は2026年は8月1日から12月まで、1日2便が運航される予定です。
料金:大人2000円~、小人1000円~(要予約)
