藤崎台県営野球場の移転・再整備について、これまでに誘致に名乗りを上げている自治体は、熊本市・玉名市・そして菊池郡菊陽町と上益城郡甲佐町です。このうちの熊本市は7月18日に、候補地近くの住民を対象に説明会を開催。報道陣の取材に対しこれまで示していた負担金の増額も含め、検討していることを示唆しました。
住民説明会では県営野球場誘致を歓迎
熊本市は、南区にあるJR川尻駅西側の約10万平方メートルの農地を県営野球場移転候補地とし、熊本県の募集に応募する方針です。

7月18日に熊本市は近隣住民、約120人が集まる中、担当者が検討中の提案内容について説明し、参加した住民からは「野球場ができることは本当にうれしい。ぜひ実現してほしい」や「しっかりがんばって獲得してください」など、誘致を歓迎する声が上がりました。

また、「大西一史市長にさらなる一層の強いスタンス、川尻に野球場を作ってほしいと熊本県に、木村知事に、強くアピールしてほしい」と話し、別の参加者が「大西市長はどのくらいの本気度があるのか聞きたい」と問いかけると、熊本市スポーツ振興課の吉岡秀一課長は「市長は本気で『誘致を』と私どもに常々言っているので、本気の本気です」と述べました。

熊本市は誘致に当たり負担額について、土地の取得と施設整備を合わせ最大39億円とする案などを示しています。県の審査項目では200点満点中『費用負担』が80点と、最も高い配点となっています。

熊本市の負担額に変更はないのか確認すると、吉岡課長は「そこはすみません。提案提出前なので詳しく答えられないが、川尻を選んでもらえるような内容を検討して、県に提案したいと考えている」と話し、取材に対し負担額を増やすことを含め、変更する可能性も示唆しました。
200点満点で最も配点が高い『費用負担』
熊本県の審査項目・配点表のうち、『移転候補地の条件』が40点、これは駅近、街中の程度などの観点で審査されます。『移転用地確保の見込み』も40点とされていますが、最も配点が高い80点の項目が『費用負担』です。

熊本市はこれまでに土地の取得や施設整備費として、最大39億円とする案などを示していますが、費用については増額も含め検討していて、18日の取材では「答えられない」と述べています。

県営野球場移転候補地の応募は7月24日が期限で、他に玉名市、菊陽町、甲佐町が名乗りを挙げています。移転先は県による審査を経て秋ごろ示される見通しです。
(テレビ熊本)

