この夏、日本一の称号を手にした高校生アスリートが地元・鹿児島に凱旋した。鹿児島女子高校陸上競技部3年の楠田ゆうな選手が、インターハイ女子400メートルハードルで優勝を飾り、8月4日、母校でその喜びを全校生徒とともに分かち合った。表彰台に立ったときの感覚を問われた楠田選手は「言葉に表せられない。すごく幸せな感じ」と語った。
予選2位通過から決勝で自己ベスト更新
楠田選手が出場したのは、8月2日に滋賀県で行われたインターハイ女子400メートルハードルだ。予選では全体2位のタイムで通過し、決勝進出を果たした。そして迎えた決勝では、自己ベストを1秒更新する高校歴代6位のタイムでゴールラインを駆け抜け、インターハイ初優勝を飾った。
全校生徒の拍手で迎えられた祝勝セレモニー
優勝から2日後の8月4日、鹿児島市の鹿児島女子高校では祝勝セレモニーが開かれた。全校生徒の温かい拍手に迎えられながら体育館に姿を現した楠田選手は、同じくインターハイ女子走り高跳びで6位入賞を果たした中山綾音選手とともに、青谷有美代校長から表彰状とトロフィーを手渡された。
楠田選手は優勝の喜びをこう表現した。「日本一を実際に手にすることができ、本当にうれしい気持ちと、今まで頑張ってきて良かったなという報われた安心する気持ちもいっぱいある」。その言葉には、日々の練習を積み重ねてきたアスリートならではの実感がにじんでいた。
セレモニーの最後には、生徒代表から楠田選手と中山選手に花束が贈られ、会場は再び温かい拍手に包まれた。
感謝を伝えたい相手は「家族」
セレモニー後、楠田選手は誰への感謝が最も大きいかを問われ、即座に「家族」と答えた。「近くでたくさん支えてもらったので、優勝という形で恩返しできたかな」と、これまでの道のりを支えてくれた家族への思いを真っ先に口にした。

そして楠田選手はすでに次のステージへと目を向けている。「大学に進学して競技を続けるので、もう少し上でも戦えるように頑張っていきたい」。高校歴代6位のタイムを引っ提げて日本一となったこの鹿児島の18歳が、次の舞台でどのような走りを見せるか、注目が集まる。
【動画で見る▶鹿児島女子高校・楠田ゆうな選手の祝勝セレモニー インターハイ400mハードルで優勝】

