今回の大雨をもたらしている反時計回りの巨大な渦「モンスーンジャイア」を気象庁などが上空などから観測し、FNNは同行取材しました。
「モンスーンジャイア」は直径数千キロに及ぶ巨大な低気圧の渦(※ジャイア gyre=渦)で現在日本の南海上にあります。
モンスーンジャイアは、今年台風が多く発生したことや、千葉豪雨発生の要因の1つで、現在は秋雨前線に暖かく湿った空気を大量に供給しています。
FNNは、気象庁気象研究所などが行った、航空機による上空からの観測に同行し、「モンスーンジャイア」や台風24号、線状降水帯とみられる雲を撮影しました。
気象研究所などはモンスーンジャイアや今回の大雨をもたらしている秋雨前線に特殊な観測機器を投下し、湿度などを測定しました。航空機で連日に渡って「モンスーンジャイア」を観測したのは世界で初めてということです。
航空機からの観測を実施した、気象庁気象研究所の台風・災害気象研究部室長の山口宗彦氏は、「今回の観測で大気が湿っていることがわかりました。大気の川以外でも南風が吹いていて、地上から高度5キロまでのかなり湿っている層が日本に流れ込んでいます」と話しています。
今後はデータを解析して、線状降水帯の予測向上などに活かす方針です。
