アメリカのトランプ大統領は10日、自身のSNSに上下両院を通過した住宅関連法案に「署名しない」と投稿しました。
自身が成立を求める別の法案が上院で可決されないことへの抗議だとしています。
トランプ大統領は10日、SNSで「議会を通過しホワイトハウスに送られた住宅関連法案に、私は署名しない」と表明したうえで、理由について「上院が「セーブ・アメリカ」法案を可決できないことへの抗議だ」と投稿しました。
上下両院を通過した超党派の住宅関連法案は、生活費高騰への懸念に対応するもので住宅価格や家賃の上昇を抑えることなどを目的としています。
住宅関連法案はすでに上下両院で可決されているため、トランプ大統領が拒否権を発動しない限り、11日に自動的に成立する見通しです。
拒否権を発動すれば議会に差し戻され再可決となりますが、トランプ大統領はいまのところ、拒否権発動の可能性には触れていません。
一方、トランプ大統領が成立を求める「セーブ・アメリカ」法案は、2020年の大統領選挙で不正があったと主張し投票時に写真付き身分証明書の提示など本人確認の厳格化を求めているものです。
こうしたなかアメリカメディアは「セーブ・アメリカ」法案について有権者登録に必要とされる書類をすぐに提出できない有権者が2100万人以上いるとして、問題視しています。
