仙台市の同性パートナーが市に婚姻届を受理するよう申し立てた家事審判で、仙台家庭裁判所は申し立てを却下しました。
小浜耕治さん
「(今回の審判は)全体的に見てとても冷たいもの。わたしたちの実際の生活が見てもらえているのだろうか」
おととし2月、仙台市の小浜耕治さん(63)が、戸籍上は同じ男性のパートナーと太白区役所に婚姻届を提出しました。市は婚姻届を不受理とし、小浜さんたちは「憲法が補償する婚姻の自由に違反している」などとして受理命令を出すよう仙台家庭裁判所に家事審理を申し立てていました。
しかし、申し立てからおよそ2年半が経った7月10日、家庭裁判所は小浜さんの申し立てを却下しました。
家庭裁判所は、審判について「婚姻や家族についての社会通念や価値観は変化し得るもので、婚姻に同性婚を含ませるべきとの主張は傾聴に値する」とした一方で、「現行民法が、婚姻が異性間で行われるものであることを当然の前提としている」として婚姻届の不受理は憲法に違反しないとしています。
小浜耕治さん
「司法に賭けようと思っていました。そういう気持ちは審判書には書かれていません。とても残念に思います」
太田伸二弁護士
「同性間での婚姻を認めないという根拠について、一体何と判断するのか明らかではなかった。ようやく何を乗り越えればいいのかはっきりした。ここで止まらずに小浜さんとパートナーの方の縁を実現できるように引き続き取り組んでいきたい」
弁護側は即時抗告する方針です。
