大型で非常に強い台風9号が沖縄の南に位置し、奄美地方への影響が強まっている。沿岸では「うねりを伴った猛烈なしけ」が見込まれており、交通機関にも大きな乱れが生じている。
奄美南部でまず強風域に、北部も10日昼過ぎから
現在、奄美地方の南部がすでに風速15メートル以上の強風域に入っている。十島村は7月10日夜遅く、奄美地方の北部は10日昼過ぎにそれぞれ強風域に入る見込みだ。
波の高さは奄美近海で10日・11日ともに9メートルに達すると予想されており、奄美地方の北部と南部には波浪警報が発表されている。
「うねりを伴った高波がしぶきを上げながら」 龍郷町の海岸
10日午前9時半ごろ、奄美大島の龍郷町の海岸では、うねりを伴った高波がしぶきを上げながら打ち寄せる様子が確認された。
台風9号の接近に伴い、奄美地方南部の沿岸では10日夜遅くから11日昼過ぎにかけて猛烈なしけとなる見込みで、予想される波の高さは南部で9メートル、北部で7メートル、十島村でも5メートルにのぼる。
海の便・空の便で相次ぐ欠航
交通機関への影響も深刻だ。海の便では、クイーンコーラルクロス、クイーンコーラルプラス、フェリーきかい、フェリー屋久島2など多くの離島航路が10日に欠航している。11日もフェリー波之上とフェリー太陽2の欠航がすでに決まっており、離島住民の移動手段に大きな支障が出ている。
空の便でも、鹿児島と県内の離島を結ぶ便を中心に10日は24便、11日は16便の欠航が決定している。
引き続き台風の最新情報に注意し、海岸や河川への不要な接近は避けてほしい。

