海外旅行がピンチです。
アメリカ・ロサンゼルスの空港で水を購入すると、そのお値段はなんと!

(532mlで)約1000円(6ドル)。背景にあるのは「歴史的な円安」です。

6月30日に1ドル162円台まで値下がりし、39年ぶりの円安水準となりました。さらに中東情勢の影響で燃油サーチャージも高騰。
そして7月から日本から出発する際にかかる、いわゆる出国税もこれまでの1000円から3000円に値上がり…。

大手旅行会社JTBの調査では、この夏、海外旅行に出かける人は217万人で、コロナ禍に入った2020年以来6年ぶりの減少となっています。
アメリカに向かった人「どこ行っても高い」
そうした中、「ノンストップ!」が羽田空港で出会ったのは、アメリカに向かうという2組の日本人。20歳の「しょうさん」は…。

しょうさん(20):
寿司のレストランで1年と3カ月働きに行きます。

日本で寿司専門の調理学校に通ったしょうさんは、フロリダ州の飲食店での就職が決定。

ところが、経由地のロサンゼルスで購入したスナック菓子は、日本円で約800円(5ドル)、水(532ml)が約1000円(6ドル)と、早速円安の影響を痛感したそう。
しょうさん:
(水が)約1000円(6ドル)して、全部たけぇなみたいな感じでヤバかったです。ご飯どこ行っても高いんで、気軽に外食できない感じですね。
一方、大谷翔平選手推しの「きくみさん」は、ロサンゼルスでドジャースの試合を観戦する計画ですが…

きくみさん:
翔平がんばれ!日本からみんな応援してます!予算はだいたい…。
夫:
100万円くらいかな。
きくみさん:
円安になりすぎて、海外旅行に行くのが必死ですよね。

大谷ファンのきくみさんがドジャースタジアムで購入した水は、さらに高額の約1300円(8ドル)!
現地での食費を抑えるためきくみさんは…

きくみさん:
(日本から持ち込んだ)真空パックのおにぎりを3分間チンして、ラップに包んで持ってきてます。
節約しながらの試合観戦でしたが…
きくみさん:
ホームランを見たでしょ。だからもう最高です!思い出はお金に代えられませーん!
日本時間の8日、メジャー通算300号となるメモリアルアーチを放つなど、大活躍の瞬間を、目の前で見ることができました。
お得な旅行先は東南アジアの「あの国!」
一方、トリプルショックの中でもお得に海外旅行をする人を発見!
成田空港で出会ったのは、会社員の井上さん。

旅の目的地は東南アジアのベトナムで“最後の秘境”とも言われるフーコック島。白い砂浜やカラフルな街並みが人気のリゾート地です。
魅力は、他にも。

井上さん(50代):
安いんで通貨が。沖縄とか行くのと変わらないんで。
日本の3分の1から2分の1程度と言われるベトナムの物価。
井上さんは、大人3人で現地のレストランを訪れ、大皿サイズの料理4品と缶ビール8本を注文。

会計は全部で約4000円(64万1000ドン)とかなりリーズナブルなお値段。

2年連続でベトナム旅行に向かった増田さん夫婦は、ユネスコ世界遺産に登録されているフォンニャ・ケバン国立公園で洞窟ツアーを体験。
首都ハノイで購入した飲料水は…

増田さん(妻・50代):
1本500cc入っていて31円(5000ドン)でした。

さらにベトナム名物「塩コーヒー」は一杯216円(3万5000ドン)とお得な旅行を満喫!
増田さん(妻・50代):
本当にベトナムのコーヒーおいしいので、とってもお安く飲めるので、やっぱりまた来たくなりますよね。洞窟はあまりにも大きすぎて、ゲームの中にいるみたいな本当に素晴らしい経験でした。
“旅行のプロ”オススメのワザ「ソフトドリンク持参」
円安と物価高の中、少しでも出費を抑えるためのポイントを“旅行のプロ”鳥海高太朗氏に聞きました。

鳥海さんによると、「まずはソフトドリンクを持参」とのこと。鳥海さん自身もかなりの量を持っていくそうです。

航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
スーツケースって大手の航空会社、エコノミークラスで(荷物)1個あたり23kgまで入れられるんですよね。なので帰りにお土産を買って帰るので、そのスペースを空けておくという意味で、この空いてるスペースに僕は水とかお茶とか、清涼飲料水とかスポーツドリンクとか、いつも飲んでるものを入れていきます。そうすると現地で買わなくていい。
またペットボトルの小さいものがあれば現地で水を足すということも…、場所によっては給水スポットもあるのでそれも節約になります。3000円は確実に節約できるかなと。
さらに旅行費用の中で大きく占める航空券代。「乗り継ぎ便で航空券をお得に」できるそう。

鳥海高太朗氏:
(サッカー)ワールドカップでサポーター、特に20代30代のサポーターが、飛行機代を安くするために「ソウル経由してきました」「台北経由してきました」とか…、経由でちょっと回ることで、15万円から20万円ぐらいで往復の(チケットを)買える。
余った分は現地でお金を使うということで、努力している方、サッカー見に行く方は本当に多かったですね。
せっかくの夏休み、工夫してお得に旅行を楽しみましょう!
(「ノンストップ!」7月9日放送より)

