台風からの湿った空気が停滞する梅雨前線に流れ込み、雨雲が活発化。
日本有数の観光地としても知られる京都の鴨川は26日朝、氾濫危険水域に達するまでに増水し、激しい流れとなるなど、各地に災害級の大雨をもたらしています。

そして台風7号は、26日午前3時ごろ沖縄に最接近。台風7号と8号は週末にかけて、関東に最接近するとみられています。いつ、どこで雨風は強まるのか?天達武史気象予報士が最新の予報をお伝えします。

雨の予想

天達武史気象予報士:
大雨の危険警報というのは中小河川、わりと小さめの川も氾濫する危険がある。川の近くそれから浸水しやすい場所は安全な場所にいてください。
竜巻も起こる可能性があります。雷が激しかったり空が真っ暗になってきたら建物に避難の方をお願いします。

倉田大誠アナウンサー:
ではこの後の雨、どうなっていくのでしょうか?

 
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天達気象予報士:
この後、東へ移動していきます。なので、関東周辺もお昼過ぎぐらいからざっと強く降る可能性があります。夜にかけても南岸の雨雲が停滞した後、台風8号がだんだん北上してくるのでさらに上に上がっていくんですよね。夜中、紀伊半島付近は強く降る可能性があるので、明るいうちに安全な場所の確保をお願いします。

積算雨量ですが、3日間の雨量が500ミリを超えているところがあります。この時期の500ミリって1カ月半ぐらいの雨量が3日で降っています。
土砂災害はもちろんですが、表面だけじゃなくて深層崩壊という岩盤から崩れてしまうような大規模な土砂災害が400ミリ超えると起きる可能性が出てきます。
九州や四国は安全な場所でお過ごしいただきたいです。

“ダブル台風”の影響は?

台風7号と8号、この後、先にやってくるのが8号です。

あす27日土曜日の午前6時には関東のすぐ南です。あすの朝は雲の動きにもよりますけど、交通が乱れている可能性があります。
その後に7号が追いかけてくるような感じになります。8号が通り過ぎた後 夕方くらいに東海・関東にまたやってくるので、1日に2つの台風がやってくる。
かなりコンパクトな台風ではあるんですが、接近した場合は影響が結構大きくなります。

倉田アナ:
台風のピークはどれぐらいになるんでしょうか?

天達気象予報士:
まず近畿から西日本。今、沖縄に最接近してますんで、昼頃まで警戒で、近畿は今大雨になってますが、あすの朝まで続くと。東海と関東はあすの朝が、まず8号のピークがやってきて、昼に一旦弱まった後にまた夕方から来る。
ここの時間帯が、まだ少しずれる可能性もあるんですけれども、警戒はしていただきたいと思います。

倉田アナ:
交通機関はどうでしょうか?

天達気象予報士:
もしかすると、静岡が明け方大雨になるので、このあたり(静岡~東京)で東海道新幹線に影響が出るかもしれません。
その後もかなりあすの朝がピークになってきますので、前もって計画運休なども考えられます。あすの朝は30分ぐらい早く起きてご確認いただきたいと思います。

週末の関東の天気 雨のピークは?

天達気象予報士:
あす27日、関東地方は特に台風7号8号の影響がありそうなんですけど、特に警戒レベルなのが朝6時からお昼頃まで。千葉は東側なので正午過ぎまで影響がある。
この時間帯はできれば最新情報を取って安全な場所にいられた方がいいんじゃないかなと思います。

一回8号が抜ける正午から午後3時4時ぐらい、ここは一旦雨マークなんですけど、結構東京もやみ間があったりはすると思います。ただ川が増水している可能性があって、ちょっとした買い物とかそういうのをできるタイミングはあるかもしれませんが、安全はしっかり確保してください。
2回目のピークが夕方。これが台風7号です。

 

日曜日は台風2つとも一気に抜けます。曇り空なんですけども多少日差しは出るかと見ています。ちょっと雨が残るとすれば日曜日の午前中ですね。この辺りは南部で雨が降りますが、もう強い雨ではないので無理して土曜日にお出かけするよりは日曜日を待った方がいいかもしれません。

台風の備え

6月3日に首都圏を襲った台風6号。

東京の河川でも一時、レベル4氾濫危険警報が出されるなど、大きな影響をもたらしましたが…今回の台風7号も、台風6号と似た進路が予想されています。

 

6月上旬、『ノンストップ!』は、東京・大田区の喫茶店を取材していました。この店の周辺は、2019年の台風19号で、近くを流れる丸子川が氾濫。道路には水に浸かった家財が積み上がるなど、多くの浸水被害が出ました。店内にも影響が…。

喫茶オリンポス 店主 高多精一さん:
そこまで水が入りました。泥水で。もうここ(胸元あたり)まで。

床や家具には今も被害の跡が残っています。その時の経験から、こんな備えが。

喫茶オリンポス 店主 高多精一さん:
これは土のうでこの辺の人が自由に使っていいですよって大田区が置いている。

大田区が、土のうを無償で提供していて、必要な人が利用できるようになっています。
取材中にも、台風の接近を前に、土のうを車で取りに来る人の姿が見られました。

喫茶オリンポス 店主 高多精一さん:
家の中に(水が)入ってくる場合もあるし。こういうのを置くと多少は違うんだよ。

経験を元に、事前に対策を行っていた高多さん。幸い、台風6号での被害はなかったということです。
(『ノンストップ!』6月26日放送)