布団などに火をつけ集合住宅にある自宅を全焼させ、放火の罪に問われた出雲市の26歳の女に対する裁判員裁判で、松江地裁は3日、保護観察と執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、出雲市の26歳の女の被告です。
被告は、2025年7月、出雲市内の集合住宅にある自宅で掛け布団などにライターで火をつけ、全焼させたとして放火の罪に問われました。
3日、被告に対する裁判員裁判があり、松江地裁の芹澤俊明裁判長は犯行当時、集合住宅には20人が在室していて「多くの人の生命・身体に危険を生じさせる可能性が高い犯行で、実刑もありえる」と指摘、そのうえで、被告が、日ごろから夫からの暴力や子どもを自ら養育できないことなどにいらだちを募らせ、とっさに自殺しようと犯行に及んだ可能性も否定できず、一定程度情状酌量の余地があるとして、拘禁刑5年の求刑に対し、拘禁刑3年、保護観察つき執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受け、被告側は控訴しない方針です。
