八代市の庁舎建設をめぐる百条委員会。疑惑の渦中にあった成松由紀夫市議の逮捕・起訴後、初めての証人喚問が4日行われました。この中で当時の副市長は、特定のゼネコンに有利な評価基準案について「成松市議から持ち込まれた」と述べました。
庁舎建設をめぐっては、成松由紀夫 八代市議らが便宜を図った見返りに特定のゼネコンに現金6000万円を受け取るなどしたとして逮捕・起訴されています。
3日は、成松市議の逮捕・起訴後、初めての証人喚問が行われ、当時の市幹部5人が証言しました。
【元建設部長】
「この時代にこんなことがあっていいのかと。この不正な案件に対抗しようと思った」
このうち、落札後に業務を引き継いだ元建設部長はゼネコンから約11億円の利益増額を求められたと述べました。
【元建設部長】
「官製談合ではないか…と。それも含めて毒饅頭の毒がどんどん強くなったという印象」
また、当時の副市長も証言。
「評価基準案は成松市議から持ち込まれた」と述べた一方で、内容が特定のゼネコンに有利だったことについては「経験から察知するのが難しかった」としました。
【当時の副市長】
「市長も了解済みという趣旨のことを(成松市議が)言われた。「市長も了解済み」と成松市議がよく言うことだが、評価基準案は最終的には市長が決裁権者なので、
私も市長に仕える立場なので安心した」
また、「便宜を受けたことはない」と述べ、成松市議については「職員との距離が近すぎ、上司のようになることもあると思う。自身もプレッシャーを感じるところがあった」としました。
