「召し上がっていただいて、笑顔になっていただけるようなラーメンをこれからも届けていきたい」—そんな言葉が印象的な、個性豊かなラーメン店が富山市婦中町にある。Takt7月号の特集「ぶらり街めぐり」で取り上げられた婦中町エリアの店舗のなかから、地元産の新鮮野菜が並ぶ直売所とスープ飲み干し続出のラーメン店を紹介する。

地元の恵みがずらり 「JAあおばの里 ほほえみ館」


国道359号沿いに位置する「JAあおばの里 ほほえみ館」(富山市婦中町羽根)は、地元の生産者たちが丹精込めて育てた農作物が並ぶ直売所だ。店内に一歩入ると、色とりどりの新鮮野菜が目に飛び込んでくる。山口和晃店長は「いろんな生産者さんたちがいろんなものを作っていただいて、新鮮なものをお買い得に」と話す。

目を引く一品のひとつが「わけぎ」。一時期SNSでも話題になり、クリームチーズをつけて食べるスタイルが人気を集めた。また「ホワイトベア」という品種の玉ねぎも店頭に並ぶ。辛味が少なく爽やかな食感が特徴で、生食がおすすめ。山口店長も勧める、旬の一押し商品だ。

さらに注目したのが、富山市特産の「えごま」を使ったえごま油と3種類のドレッシング。えごまはお通じの改善や生活習慣病の予防に効果があるとされており、えごま油に含まれる栄養成分は熱に弱いため、料理にかけるなど加熱せずそのままいただくのが基本だ。


地元のお菓子コーナーには、えごまを使ったあんドーナツと、今年新発売のどらやきも登場。どらやきは中のあんにまでえごまが練り込まれており、一口食べるとぷちぷちとした独特の食感が楽しい。これからの季節は夏野菜がさらに豊富に並ぶ。商品がそろう午前中に訪れるのがおすすめだ。

スープ飲み干し続出 「中華そば 笑福(えふ)」

ほほえみ館から車で約5分。富山市婦中町長沢にある「中華そば 笑福」は、今年で3年目を迎えるラーメン店だ。スープにも麺にも、店のこだわりがにじみ出ている。


看板メニューは「にく中華」。齊藤愛花さんは「スープはあっさりしてて、ちょっと癖になる感じで、スープ飲み干される方も続出しているラーメン」と説明する。実際に口にすると、お出汁がよくきいた醤油ベースのコクのある味わいで、思わずスープを飲み干したくなる一杯だ。


麺は国産の小麦をブレンドし、卵を使わずに作る自家製麺。毎日新鮮なものを仕込み、1分間さっと茹でることで歯切れのよい食感を生み出している。細麺ながら歯ごたえはしっかりとしており、小麦本来の香りが口いっぱいに広がる。その完成度の高さは、ラーメン好きなら一口でうなずける仕上がりだ。

サイドメニューのネギチャーシュー丼も見逃せない。ボリューム満点のビジュアルで、ラーメンとの組み合わせも抜群だ。

笑福のラーメンは全部で6種類。個性豊かなラインナップも魅力のひとつだ。「しじみラーメン」はしじみの味噌と身を別皿で提供し、好みのタイミングでトッピングしながら楽しめる。麺と絡めることでしじみの香りが一層濃厚になり、スープに深みが増していく。さらに「クリーミー泡パイタン」は、泡立てたスープが麺によく絡む一杯で、そのユニークなビジュアルも食欲をそそる。


「お店の名のとおり、召し上がっていただいて、笑顔になっていただけるようなラーメンをこれからも届けていきたい」と齊藤さんは話している。

地元の新鮮野菜と健康食材が揃うほほえみ館、そして個性あふれる6種類のラーメンが待つ笑福。今回紹介した2店舗は、発売中の「Takt7月号」でも詳しく紹介されている。
(富山テレビ放送)

