瀬戸内のエコな話題をお届けする「エコナビ」。今回は、捨てるはずだった卵の殻と鉄道がコラボしたユニークな取り組みを取材しました。
◆鉄道会社と卵の生産販売をてがける企業がコラボ
のどかな田園風景を走る井原鉄道。総社市の総社駅から広島県福山市の神辺駅までを結んでいます。
(松島直輝アナウンサー)
「この井原鉄道で販売されているのがこちらの切符。実は卵の殻を使った再生紙でできています」
実は岡山県は卵の生産量全国3位と全国有数の産地です。中でも井原市は養鶏業が盛んで加工食品を作る際に出る卵の殻を活用しようと、井原鉄道と市内で卵の生産・販売を行う阪本鶏卵が企画しました。
◆卵の殻10%含む…
(松島直輝アナウンサー)
「肌触りすべすべで手になじむ」
(阪本鶏卵 阪本晃好代表)
「卵の殻が10%含まれている。卵の殻は廃棄が多く、紙に使えばエコでいいと思い切符を発売した」
「親子割フリーきっぷ」は大人と小学生以下の子供の2人1組で井原鉄道全線を1日自由に乗り降りできます。
(井原鉄道 芝崎直人井原駅長)
「車社会で公共交通機関に乗る機会が全くない子も多い。列車に乗る機会になればいいと思い作った」
卵の殻を活用した切符が、地域の魅力発信にもつながっています。
◆2000枚の限定販売
卵の殻は、肥料や学校で使うチョークなどにも再利用されていますが、物流コストなどの面から焼却処分されるケースが多いということです。
井原鉄道によりますと、卵の殻を活用した切符は全国でも珍しいということでした。
「親子割フリーきっぷ」は、2000枚の限定販売で、なくなり次第終了します。
