6月26日午後10時29分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする地震が発生し、山梨県富士河口湖町で最大震度6弱を観測した。

気象庁によると、地震の規模はマグニチュード5.6(暫定値)、震源の深さは約20kmで、逆断層型の地震とみられる。

気象庁は会見を開き、震源地と富士山はおおむね30km離れていて、地震発生以降、火山性によるデータは確認されていない、富士山の噴火という心配はしていないと強調した。

25日に青森で最大震度6強、26日朝に千葉などで最大震度4の地震が相次いで起きているが、いずれも震源地の距離が離れていて、直接の関係性はないと考えていると説明した。

広い範囲で揺れ 東北〜中国地方まで観測

今回の地震では、山梨県富士河口湖町で最大震度6弱、大月市で震度5強だったほか、東北地方から中国地方にかけて震度5強から1の揺れを観測。

また、神奈川県東部、神奈川県西部、山梨県中・西部、山梨県東部・富士五湖、静岡県東部では長周期地震動階級1も観測され、広い範囲で揺れが伝わった。

この地震による津波の心配はないとしている。

今後も揺れに注意 大雨による土砂災害も

地震後、震度1以上の余震が複数回確認されている。

気象庁は、
・今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意
・特に今後2〜3日は発生頻度が高い可能性
と警戒を呼びかけている。

震度6弱の強い揺れにより、
・家屋の倒壊
・土砂災害
などの危険性が高まっている。

「ダブル台風」が関東などを直撃する見込みで、台風8号は27日朝にかけ、関東にかなり接近する恐れがある。

また、現在奄美地方に最接近している台風7号は本州の南を進み、27日夜にかけ関東に接近する見込み。

27日夕方までに予想される24時間の降水量は東海で350mm、関東甲信・近畿で200mmなどとなっている。

大雨が降ると見込まれる地域は、地盤が緩み、崖崩れなど災害リスクがさらに高まる可能性がある。

気象庁は、斜面に近い場合は、崖から離れた場所で休むようにするほか、今回の地震ですでに建物等にダメージを受けている可能性があるため、できるだけ高い階で休むほか、逃げやすいように、枕元にスマートフォンや懐中電灯を準備するほか、靴も近くに置くように呼びかけた。

根拠ない情報を流布しないで

昨今、インターネット上などに不確実な情報が出回ることについては、「SNS等で自由に情報を発信できる時代。不安を払拭するために我々も会見開き説明している。必ず、公的機関が発信した情報を聞いて、根拠がない情報を流布することはしないでもらいたい。気象庁のホームページでは常に情報を出している」と確実な情報を収集するよう求めた。

今回の地震は、首都圏に近い内陸部で発生し広範囲に影響を及ぼした。津波の心配はないものの、今後数日は強い余震が発生する可能性がある。引き続き、最新情報の確認と安全確保が求められる。

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プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

記者として社会部10年、経済部2年、ソウル支局4年半の経験を持つ編集長を筆頭に、社会部デスク、社会部記者、経済部記者、モスクワ支局長、国際取材部記者、報道番組ディレクター・プロデューサー、バラエティー制作者、元日経新聞記者、元Yahoo!ニュース編集者、元スポーツ紙記者など様々な専門性を持つデスク11人が所属。事件や事故、政治に経済、芸能やスポーツまで、あらゆるニュースを取り扱うプロ集団です。