高市総理大臣は、自民党総裁選などで他の候補をひぼう中傷する動画の投稿に自身の秘書が関与していたとの報道をめぐり、秘書の陳述書を国会に提出したいと答弁したことについて、26日の参院災害対策特別委員会で、「陳述書を提出して国会での質問に対応しないという趣旨ではない」と述べた。
高市総理は、22日の衆院予算委員会で、「近日中に奈良の秘書の陳述書と相手企業から送られてきた唯一の提案書これを予算委員会の理事会に提出させてほしい。それをもって本件に関する詳細な問いへの答弁とさせてほしい」と答弁。
これに対し、中道改革連合の小川代表が会見で「提出するので国会での質問を控えてほしいと言わんばかりの発言なり姿勢については看過できない」と述べるなど、野党から批判や懸念が出ていた。
26日の委員会で高市総理は、「時系列や内容の違う複数の週刊誌等の記事の一部について通告いただくために、その都度電話で奈良の秘書の説明を私が聞き取って説明するのでは、全体像が明らかにならず混乱を招くことになるという思いからだ。よって、細かな事実確認は陳述書で整理をさせてほしいとの希望を委員長にお伝えした」と説明。
さらに、「限られた質疑時間の中で、丁寧に詳細を答弁してしまっては答弁が長いとお叱りを受ける一方、逆に端的に概要のみを答弁してしまえば誤解を招く恐れもある。あらかじめ陳述書を提出して、質疑者にも国民にも全体像を読んでいただくことで理解が深まると考えた」と述べた。
そして、「陳述書を提出して国会での質問に対応しないという趣旨ではないということは言うまでもない」と強調した。
