フランス全土を異例の熱波が覆い、最も高い危険度を示す「赤色警報」が全国の半数以上の58県に発令されました。

気象当局は、23日は観測史上最も暑い日だったとしています。

フランス気象庁は22日、「広範囲で長期にわたる激しい熱波が進行中で、暑さは異常なレベルに達している」として、熱波の危険度を示す4つの警戒レベルのうち最も高い「赤色警報」を、全国96県のうち58県に発令しました。

南西部ピソスでは23日、最高気温44.3度を記録するなど、23日は観測史上最も暑い日だったとしています。

フランス全土で少なくとも27日まで異例の暑さが続く見通しです。

首都パリのルーブル美術館は、27日まで閉館時間を早めると発表しました。

日本人観光客:
日本より暑い。一番驚いたのは、電車もバスにもエアコンがついていないこと。もう蒸し風呂状態だった。

フランス政府機関によりますと、2025年の一般家庭のエアコン普及率は24%で、気候変動による熱波への対応が課題となっています。

学校などの公共施設では一般家庭よりエアコン普及率が低いことから、地元メディアは全国でおよそ1800の小中学校が休校になったと伝えています。

フランス東部ブザンソンでは、15歳の少年2人が川で溺れて死亡するなど、各地で相次ぐ水の事故が報じられ、ルコルニュ首相は18日以降、若者を中心に40人が溺死したと発表しました。

一方、イギリスでは23日、南部ウィズリーで34.6度を記録したほか、各地で30度を超え、異例の暑さとなりました。

ロンドン市民:
明日は39度になるそうで、私たちは倒れてしまいそうです。

イギリスでは6月の最高気温の35.6度を更新する可能性もあり、場所によっては38度から40度に達するとの予報も出ています。

鉄道各社は、暑さによる線路のゆがみを防ぐための速度制限から、遅れや運休のおそれがあるとして、24日と25日に不要不急の利用を控えるよう呼びかけています。

フジテレビ
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国際取材部
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