梅雨で雨の日が多くなる6月。日本自動車連盟(JAF)には、車のエンジンルームの中にネコが入り込むトラブルの問い合わせが増えており、注意を呼びかけている。

冬だけじゃない、6月が最も危ない

エンジンが温まることで冬に入り込むことが多いと思われがちだが、JAF長崎支部の奥田美有さんによると、梅雨の6月こそ、実はトラブルの要請件数が多い月となっているという。

6月に特に注意が必要なトラブルとは?
6月に特に注意が必要なトラブルとは?
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6月は、春に生まれたネコが活発に動き始める時期とされている。

エンジンルームに子ネコが(提供:JAF)
エンジンルームに子ネコが(提供:JAF)

雨風をしのぐ場所を探してエンジンルームへ潜り込むことがある。

奥に入り込んでしまうことも(提供:JAF)
奥に入り込んでしまうことも(提供:JAF)

2025年6月にエンジンルームにネコが入り込んだことによる救援要請は全国で402件、長崎県内では15件と、2日に1回のペースで発生している。

どこにでも入り込む、配線かみちぎる被害も

奥田さんによれば、ネコはエンジンルームのすき間や狭いところを好むため、どこにでも入り込んでしまうという。

「車のエンジンルームにネコが…」という救援要請は6月に増加(提供:JAF)
「車のエンジンルームにネコが…」という救援要請は6月に増加(提供:JAF)

中には配線をいたずらでかみちぎるというトラブルも発生している。

エンジンルームにはすき間が多い
エンジンルームにはすき間が多い

車の構造上、エンジンルームには多くのすき間があり、小さなネコにとっては格好の避難場所となっている。

ネコの毛や足跡を見つけたら確認を
ネコの毛や足跡を見つけたら確認を

ネコの毛や足跡がついている場合は、ネコが住みついている可能性がかなり高いため、入り込んでいないか確認することが重要だ。

やさしくコンコン、乗る前のひと手間が命を救う

対策として奥田さんが勧めるのが、車に乗る前にエンジンルーム付近をやさしくコンコンとたたくことだ。

やさしくコンコンとたたくことがポイント
やさしくコンコンとたたくことがポイント

強くたたくとネコが怖がって奥に入り込んでしまうため、あくまでやさしく、ネコの気配があるかないかを確認する必要がある。また、ネコの鳴き声を確認することや、定期的にボンネットを開けることも重要とされている。

ネコの命も、愛車も守るために

JAF長崎支部は、ネコの命を守り、愛車を守るため、運転前には「ネコチェック」を行うよう広く呼びかけている。

運転前に「ネコチェック」をお忘れなく!
運転前に「ネコチェック」をお忘れなく!

梅雨の季節、わずかなひと手間が思わぬ事故や被害を未然に防ぐことにつながる。ドライバーひとりひとりの習慣が、小さな命を救う大きな力となるだろう。

(テレビ長崎)

テレビ長崎
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