本日の2杯目「レモンサワー」を飲みながら、話題は一之輔師匠が「タイ料理」を好きになったきっかけに。

「酸っぱいものや甘酸っぱいが結構好きで、(小さい頃は)駄菓子屋行ってもまずよっちゃんイカ。それからタイに行く機会があって、タイ料理を食べたらおいしくてハマっていったんです。今では週2くらいで寄席の合間のランチで食べてます」
よく頼むメニューは「カオソーイ」だそうで、「パクチーを追加でのせて、ジャスミンライスも頼んで、上に汁をかけてと合わせて食べるのがお気に入りで、幸せを感じますね」
ここで出てきたのが「白いかと山うるいのふわとろ玉子炒め」。

本来「プーパッポンカリー」では「カニ」を使うが、「とりいち」ではそれをベースに、白イカを使ってアレンジ。うるいのシャキシャキ食感とイカのうまみを生かした料理に仕上がっている。
一口食べた一之輔さんは、「うまい。初めて“プーパッポンカリー”を食べた時は、トロッとした食感に衝撃を受けたけど、今はその時と同じ気持ち」と絶賛した。
植野さんも、「うまい!ぬるいの青くて滑っとした感じもいいし、イカもめちゃくちゃ合いますね」とご満悦だ。
食の原点はホワイト餃子
千葉県・野田市で生まれ育った一之輔師匠。食の原点とも言える大好きなソウルフードは「ホワイト餃子」だという。これは、揚げ焼きした野田市発祥の丸い餃子。

「俵型で、油をいっぱい使った、“焼き”というより“揚げギョーザ”に近いかな。これを、野田市の人はお正月やお盆や誕生日など、人が集まる際に朝冷凍のものを100個単位で買ってきて、家で焼いて食べるんです。コレが美味い、小ぶりなので一人20個は食える」
「ビールにも合うしご飯にも合う。学生の頃は、自転車でお店まで行って、ご飯とお味噌汁とお漬物と食べたりして。100個も買った日とかは、いくつか余って台所にラップして残してあるんですけど、夜トイレに行ったあとに台所で水を飲もうとした際に出会うんです。で、“何やってんの?”と話しかけると、“寂しいわ”と訴えてくる。しょうがないから手づかみで食う」と懐かしく語った。
シメは「バンコク式焼きそば」。あっさりしてシメに最適だ。

植野さんは、「軽い感じがいい。塩気や甘みや酸味がふわっとくる」とご満悦。味変用の「ニラパクソース」を加えると、「一気にタイの奥地にいった感じですね!」と驚きます。

一之輔さんもニラパクソースを加えて一口食べると、「…好きな味です」と納得の味変ぶり。
ここで話題は、落語家になって出会った食の話。人間国宝の柳家小三治師匠は千秋楽に弟子皆を連れ、新宿の焼き肉屋・長春館に行くのが定番。

「問答無用で全部のテーブルに豚足が来るんですが、そのとき自分は23歳くらい。酢味噌みたいなオレンジのソースがついてて、これをつけて食べるんだって説明されたけど、見た目は豚の足のまんまだったから“本当にこれ食うの?”って小三治師匠見たら、手を味噌だらけにしてボリボリ食ってる。それを見て食べてみてから豚足にハマりましたね。こんなうまいものあるのかと思った」と懐かしむ。

今の行きつけは寄席近くの蕎麦屋。必ず同業者がいるため毎回奢る羽目になるという。「だからお金持ち合わせない時は逃げるしかない、少しでも上の人を引きずり込む」と落語会ならではのルールを語った。
2004年に結婚し、三人のお子さまにも恵まれた一之輔さん。

植野さんから、家庭ではどんな父親なのかと聞かれると、「子どもとは非常に仲がいいとは思いますよ。だいたい朝7時くらいに起きて、必ず一緒に朝ご飯も食べます。で、21時くらいに家に帰ったら、缶ビールを飲みながら撮りだめていたテレビ番組を子どもと一緒に見てます」と、知られざる一面を教えてくれた。
日本一ふつうで美味しい植野食堂
毎週金曜、22時〜22時55分
BSフジで放送中
Tverで見逃し配信中
https://tver.jp/series/srv0f3st58

