元dancyu編集長の植野広生さんがゲストを迎え、食の魅力を深く味わう番組『植野食堂』。
今回のゲストは、大の鶏皮好きだという、中日ドラゴンズ一筋32年、50歳まで現役を貫いたレジェンド投手・山本昌さん。
山本さんと訪れたのは人形町の名店「江戸路」。260年以上の歴史を持つ「鳥料理 玉ひで」の姉妹店で、店主と料理長が腕をふるう絶品料理を堪能。現役時代や名将・星野仙一さんとの秘話にも迫る。
260年以上の歴史を誇る鶏料理店の姉妹店
番組では何度も訪れたことのある日本橋(東京)・人形町は、歴史と文化を色濃く残す町だ。
日比谷線人形町駅から出てすぐの場所にある「江戸路」。260年以上の歴史を誇る鶏料理店「鳥料理 玉ひで」の姉妹店として2001年に開店。

1階はカウンター16席と厨房、2階には最大30名まで利用できるテーブル席がある。店主は山田麻友美さんが、兄が継いだ親子丼の「玉ひで」とは全く異なる料理を出すため江戸路を開いたという。
そして、厨房を仕切るのが料理長の田中宰洋さん。「名古屋コーチン」や「つくば鶏」など、厳選された鶏を心ゆくまで堪能できる鶏づくしの店だ。
備長炭でじっくりと焼き上げたジューシーな焼き鳥はもちろん、それをご飯の上にたっぷりと乗せたランチメニューの「江戸路丼」、甘辛さが絶妙な「鳥もつ煮」、濃厚な鶏スープで煮込んだ「コラーゲン鳥」など、鶏のいろいろな部位が楽しめる。
鶏皮との出会いは高校時代
まずはビールを注文し、山本さんに聞いたのは現役時代のジンクス。
「朝起きたら手を合わせる。先発の日は洗車に行って、墓参りをして落ち着いて球場へ行く。シーズンに入ったら、一番好きな飲み物の『紅茶花伝』は我慢して飲まない」

ミルクティーが好きだという山本さんの牛乳好きは子供の頃から。「牛乳飲んで大きくなった根拠はどこにもないけど…」としつつ、毎朝10本もの牛乳を飲んでいたという。
また、焼き鳥を食べる際は、まず鶏皮を頼むそうで、「先発・中継ぎ・抑えすべてこなせる」鶏界の絶対的エースだと語る。
そんな山本さんが鶏皮好きになったのは高校時代。小学生から野球を始め、中学時代にはエースへと成長し、日大藤沢高校にスポーツ推薦で入学するなど、早くから才能を期待されていた。
「高校は強豪校で、夜8時くらいまで練習していて、最寄り駅から自転車に乗って、帰る途中のお肉屋さんで売っている焼き鳥の中で1番安かったのが鶏皮。帰りながら鶏皮を食べるのが習慣になって好きになった」
