対策3:アイマスクと耳栓を活用

夜、テントの中にいると、布越しに何かしらの光が入ってきたり、どこからか音が聞こえてきたりするものです。アウトドアなので、これらはごく自然のことですが、普段静かで真っ暗な部屋で寝ていると、とても気になるかもしれません。

「テントでは、自然の光や音というのは、やはり直に伝わってきます。もし、光が気になるならアイマスクを、音が気になるなら耳栓を使って対策してもいいと思います」(大貫さん)

光や明かりが気になるときはアイマスクを使うといい(撮影:風来堂)
光や明かりが気になるときはアイマスクを使うといい(撮影:風来堂)

アイマスクも耳栓も、光や音を遮る以外に安眠効果やリラックス効果も期待できるので、睡眠時には有効だといわれています。日常的に使っているなら、キャンプでも活用するといいでしょう。

耳栓については、素材にウレタンやシリコンなどの種類があって、装着感や遮音性に違いがあります。

素材などによって装着感や遮音性に違いがある耳栓(イメージ)
素材などによって装着感や遮音性に違いがある耳栓(イメージ)

ただし、テントでの就寝中、何も聞こえないというのは非常時に危険なので、完全にシャットアウトするのは避けたほうが無難です。

以上、さまざまな手段を紹介しましたが、それでもどうしても眠れない場合もあるでしょう。そんなときは、コテージや車中泊も「最後の手段」に。雨や風の音がすごいなど、睡眠にはハードルが高い状況に巻き込まれることもありますから。

アウトドアでは無理は禁物。「せっかくのキャンプだから」と意固地にならず、環境の変化に応じた選択を。「いざとなったらテント以外もあるしな」と考えると、意外と心が落ち着いて眠りにつきやすくなるかもしれません。

大貫大輝さん
大貫大輝さん

大貫大輝
日帰りで身近な自然を満喫するキャンプスタイルが好きで、焚き火をメインに、釣りやクライミングなどを幅広く楽しむ。リラックスする時間を大切にしながら、趣味のカメラを手に新たなロケーションを探すなど、外遊びの魅力を常に追い求めている。

取材協力:WILD-1多摩ニュータウン店

風来堂
風来堂

旅、歴史、アウトドア、サブカルチャーが得意ジャンルの編集プロダクション。『クマから逃げのびた人々』、『日本クマ事件簿』(以上、三才ブックス)など、クマに関する書籍の編集制作や、雑誌・webメディアへの寄稿・企画協力も多数。
ほか、編集制作を担当した近刊に『世界のお弁当とソトごはん』(岡根谷実里/三才ブックス)、『ニッポン秘境路線バスの旅』(交通新聞社)、『戦う山城50』、『カラーでよみがえる軍艦島』(以上、イースト・プレス)など。
『戦う山城50』(イースト・プレス)『おもしろ探訪 日本の城』(扶桑社文庫)など、代表の今田壮は「古城探訪家・今泉慎一」名義での歴史系著作も手がける。