「小説が多いですけど、たまに泣きながら飲んだりしています。そうするとみんな無視してくれる。話しかけられないしすごく良いんです。あとは、どこで何を読んだかが覚えてるので、その本の感想はお店の記憶で残っている」と角田さん流のひとり飲みの魅力を語った。
次に運ばれてきたのは「タラの芽と行者ニンニクの天ぷら」。

一口食べた二人は「ホクホクした感じとほろ苦さが最高」と絶賛。
魚卵との出会いは子供の頃のたらこ
続いて、テンポ良く運ばれてきたのが「ししゃも」。雄から食べた植野さんに対して、魚卵が大好きな角田さんは雌から。

以前店に来た時も「魚卵を中心に出して下さい」と頼んだそう。
ここからは、その魚卵をつまみにお酒を楽しむ「魚卵呑み」へ。
まずは「たこまんま(たこの卵巣)」。一口食べた二人は思わず笑顔。透明な濃厚さに笑いしか出ない。

「透明な濃厚さを感じる」と植野さんもうなる。
そもそも、角田さんが魚卵飲みにはまったきっかけはというと、元々、イラストレーターの安西水丸さんが部長を務めていた「カレー部」があったそう。その集まりで角田さんが「本当は魚卵が好き!」と発言したことから、2015年に角田さんが部長となって「魚卵部」が発足。
第一回の集まりには植野さんも参加したという。「魚卵は子供の頃から好き、一番最初の魚卵はたらこ。私が子どもだった1970年代は明太子もなかったけど、筋子とかイクラとかと出会ってどんどん魚卵の世界が広まっていって“うわ~~っ”って感じ」と角田さんは魚卵への熱意を明かした。
魅惑の魚卵料理が次々と。4杯目は魚介と相性抜群の日本酒。
一緒にいただいたのは、「たらばがにの外子の塩辛」と、同じく「たらばがにの内子の塩辛」。

外子は成熟した卵のことでプチプチとした食感。内子は未成熟の卵でネットりとした食感が特徴だ。
外子を食べた植野さんは、「こんなに小さな粒なのに、ひとつひとつに味がしっかり入ってる。キャビアよりも上品な塩気があってふわっとくる」と驚いた様子。
角田さんも「すごく濃厚。鼻血でそう」と大興奮。
続いていただいたのは「筋子」。

一口味わうと、角田さんは「う~ん、おいしい…」ともん絶。

植野さんも「すごい塩が強いけど、しょっぱいではなくおいしさになっていく感じ」と大満足。
最後にいただいたのは「いくら」。

「この時期のいくらでこんなにねっとりしてるのは素晴らしい!」と植野さんが感嘆の声を漏らすと、角田さんも「本当においしい」と満足げ。
「魚卵最高ですね」と2人で声を揃え、魚卵飲みはお開きとなった。
日本一ふつうで美味しい植野食堂
毎週金曜、22時〜22時55分
BSフジで放送中
Tverで見逃し配信中
https://tver.jp/series/srv0f3st58
