豪雨などの水害時、地下のライフラインである地下鉄はどんな対策がされているのか。
荒川が近くにある東京メトロ東西線・東陽町駅で、河川氾濫時の対策について紹介する。
地下鉄の入り口にある扉で防ぐ
東陽町の出入り口は、江東運転免許試験場の近くで、東に2キロほど先には荒川が。もしその荒川が氾濫したら、東陽町駅は比較的海抜が低いため被害が懸念される。
東陽町駅の出入り口は海抜-0.7メートル。そのため浸水対策で7段の階段があり、歩道よりも高い位置に置かれている。
さらに入り口左側の手すりには大きな扉「防水扉」があり、これは駅の出入り口ごとに閉じることができる。
この防水扉を閉じることで、荒川氾濫等の大規模な河川氾濫が起きた際にも地下への水の浸入を防ぐことが可能になる。
すべての駅の出入り口に設置されているわけではないが、ハザードマップで想定される浸水エリア、浸水の高さに基づき、浸水対策を進めているという。
防水扉は駅ごとに扉の仕様が異なり、東西線の茅場町にもサイズの異なる防水扉がある。さらに想定浸水の深さが2メートル以上のため、出入り口は強化ガラスで覆われている。防水扉を閉めることで、完全に密閉することができる。
