2024年、面識のない女性を暴行しケガをさせた罪で実刑判決が確定している米兵の男に対し、那覇地裁は4日、被害者に660万円あまりの損害賠償金を支払うよう命じる判決を言い渡しました。
この裁判は2024年5月、面識のない女性に性的暴行をしようとしてケガをさせた罪で懲役7年の実刑判決が確定した米海兵隊員のジャメル・クレイトン被告(23)に対し、被害者が660万円の損害賠償を求めているものです。
これまでの裁判でクレイトン被告側から答弁書の提出もなく、弁論が終結していました。
4日の判決で那覇地裁は、被告が事実関係を争わず一連の加害行為を認めたと判断しました。
その上で片瀬亮裁判長は「原告が被った恐怖感や精神的苦痛は非常に大きい」などとして、クレイトン被告に慰謝料や弁護士費用など合わせて660万円あまりを支払うよう命じました。
原告の代理人弁護士は、被告に支払い能力がない場合は、防衛省を通じてアメリカ政府に補償金の支払いを求めるとしています。